暁 〜小説投稿サイト〜
ユキアンのネタ倉庫
宇宙戦艦ヤマト2199 元爆撃機乗りの副長
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ケメンを盾にしろ。きっと助かるぞ。オレは三枚目で酒豪だから戦神に好かれてむさ苦しいからな。ちょっとでも女性の比率を上げてくれ。オレに気合が入って更に生存率が上がるぞ」

今度は確実に艦内が湧いたのが分かる。それを感じてから回線を切る。

「狙ってましたね」

「爆撃機乗りですから」

副長との付き合いはオレが艦長になってからだが、妙に馬が合う。これで下戸でなければ最高の相棒になれたんだがな。








「艦長、先遣艦の駆逐艦ユキカゼより入電。ガミラス艦隊接近とのことです」

「よぉし、総員戦闘配置に付け!!宇宙服着用も急げ、その後バイタルパート以外の艦内の空気を予め抜いとけ放り出されたくなければな」

予想は立てていたのでメットを被るだけで宇宙服の着用が終わる。さてと、生き残りに行きますか。

「艦種種別、後は配置図を出せ」

「超弩級戦艦三、戦艦七、巡洋艦二二、駆逐艦多数。配置はこのような感じです」

「旗艦キリシマから砲雷撃戦用意及び取舵三十」

「取舵三十、砲雷撃戦用意。砲術長、狙いは駆逐艦の艦橋だけでいいぞ。近いやつから撃っていけ。他のにはミサイルしか効かん。牽制なんかする暇があるなら一隻でも減らせ。航海長、オレの合図でいつでも急速沈降できるようにしていろ。機関長、かなり無理をさせる。出力が落ちるのは仕方ないが、絶対に火を落とすな。通信長、どうせバカスカ落とされる。キリシマの被害報告だけで構わん。気にしている余裕が無いからな」

「ガミラス艦隊から入電、『地球艦隊ニ告グ。タダチニ降伏セヨ』」

「馬鹿か。降伏するならもっと前にしてるわ!!沖田司令もそんな感じに返信してるだろうよ。返信8秒後に急速沈降。砲術長、それを計算に入れておけ。射線の後ろにいる艦にも連絡入れとけ」

キリシマからの返信8秒後にフソウが急速で沈降し、今までいた場所にガミラスからのビームが通る。

「十八門から狙われてましたね」

「だな。後ろにいた巡洋艦はどうした?」

「こちらと同じく沈降しましたが、少し遅かったために主砲が吹き飛んだようです」

「下がるように言っとけ。こっちの戦果は?」

「駆逐艦二、いえ、いま三になりました」

「上出来だ。取舵十五。前方の駆逐艦群の中心にいる巡洋艦に向けて魚雷、その上方に向けてミサイル全弾発射。その後、左舷のバーニアを全開5秒だ」

指示を飛ばしたが、ロックオンせずにミサイルを撃ったことがないのか少し手間取った。これは当たるな。開きっぱなしの艦内放送に怒鳴る。

「艦首付近の者は下がれ、当たるぞ!!覚悟を決めとけ!!」

その3秒後に着弾し、艦が揺れる。

「隔壁閉鎖!!艦首荷電粒子砲への回路を切れ!!」

「ダメコン急げ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ