事件の真実が分かるのか
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な点が多すぎるって…」
「たしかに…でも被害者が出ているから」
「クソっ!分かんねぇ!」
会議がだんだんもつれてしまっている時に、丁度ヴァイスが会議室に入って来た。
「なのはさん、みんな!」
「ヴァイスくん!」
「お前、こんな時に!?」
「すみませんシグナム姐さん、でも今は俺にも喋らせてください」
汗をかきながらも全員の前に行き、そのままモニターを展開して報告した。
「いきなりだけど今回の事件は殺人未遂じゃなく、誘拐事件だったんだ!!」
「「「「「「え?」」」」」」
ヴァイスの宣言になのは達は戸惑いを見せる。今まで殺人未遂事件だと思われたのが、いきなり誘拐事件だと言い出したので当然の反応であった。
「誘拐事件って…どういうこと?」
「犯人の機械怪人が狙ってたのは、健康で優れた人間の肉体だ。赤くされたのは不合格という意味なんだ」
「不合格?」
「そうだ。1人目は肩こりで、2人目は虫歯で、3人目はアレルギーで、4人目は風邪で、そして5人目はニキビだった」
ヴァイスはこの間拾った風邪薬を全員に見せた。これにははやても納得する。
「なるほどな。つまり犯人はわざわざハズレの人間を、仮死にしてたのはカモフラージュで…本来は完璧な身体をした人間を見つけては誘拐していたという訳か…」
「ああ、んでオウタさんに協力した結果。どうやら既に6人の行方不明者が出たことも分かった」
「じゃあ、またほかにも人が?!」
「その可能性が高いですね」
これには全員も慌てだした。こうしている間にも、また誰かが誘拐されているかもしれないからだ。
「俺、もう一度調べに行ってきます!」
「待って私も!?」
「ティア?!」
スバルの言葉を無視してティアナは部屋を出たヴァイスの後をついて行く。誰も見てないことを確認すると、魔法陣でドライブピットに到着し、2人はトライドロンに乗ってベルトさんも接続する。そして目の前のゲートを開いてトライドロンを走らせた。
「それで、誘拐された人はどこに集められていますか?」
「知らね」
「えっ!知らないのに探すのですか!?」
「しょうがねぇだろ?」
『やれやれ…』
呆れるベルトさんとティアナだったが、いつのまにジャスティスハンターがヴァイスの肩に乗っていた。
「あれ?このシフトカーって」
「ああ、これはジャスティスハンターといって」
『ヴァイスが調べている間に、誘拐された人々の居場所を付き止めたみたいだな』
「そうなのか!?」
『そうだ。だから彼に案内を』
「じゃあ、頼む」
さっそくジャスティスハンターの案内でトライドロンを走らせた。
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