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東方英神伝
第1章
伝説の幕開け
紅い霧 紅い月
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「な、なんだぜこの霧……」今までなかった事態に、戸惑う魔理沙。
「てか、魔理沙、大丈夫なのか?」そんな寝転がる砂だらけの魔理沙を心配する拓一。
「え?ああ、お前の考慮のおかげで助かったぜ」そう、拓一はさりげない考慮で魔理沙をすぐ立てるようにしていたのだ。
簡潔に言えば、最後のスペル、【心光 ハート・オブ・ソード】に回復出来る程度の光を流しておいたのだ。
それにより、一瞬の痛みだけで回復できていたのだ。
実は、拓一自身も半信半疑でやったのだが、上手く行って拓一も内心安心していた。
まあ、魔理沙は何故か気付いていたようだが……
っと、そんな話をしていると猛スピードで誰かが飛んできた。
「誰だ......って霊夢か」どうやら飛んできたのは霊夢だったようだ。
「これ、なんだぜ、霊夢?」慌ててる拓一と魔理沙に対し、少し呆れ気味の霊夢。
「はあ、拓一はともかくとして、魔理沙はなんでわからないのよ……」「私にはわかるって……あ、そういことかだぜ」
どうやら魔理沙もわかったようだが、さすがに拓一にはわからないようだ。
「さて、異変だし、ちゃっちゃと解決してしまいましょう」「と、ところで、異変てなんだ?」
あ、そういえば説明してなかったっけ?と言いつつ霊夢が説明を始める。
その霊夢の話によると現代で言う事件のようなものなのだそう。ただ起こり方は自然の反発、妖怪の遊び等、様々な理由があるようだが……
「なるほどな……」一応成績はオール4程度取っているのからかおおよそ理解できたようだ。
それじゃ解決行くかとなったが……
「俺……ついていっていいのか?」そりゃ疑問だ。何せ今魔理沙と弾幕ごっこしただけで経験不足なのだから。
その質問に対し、当然と言う顔をしつつ「当然だぜ、拓一は経験がなくてもセンスがあるぜ、私が保証するぜ」
「そうそう、魔理沙に勝てたならある程度戦えるわよ」2人が答える。
その2人の言葉を信じたのか、軽く頷いた。
「ってことで早速行くぜ!」自信満々に飛び出して行く魔理沙。
さ、私達も行くわよ、と霊夢も飛び出して行く。その後に拓一も付いていった。





ーー霧の湖付近ーー
ここには、多くの妖精が行き交っていた。
そんな中で、話し合う妖精2人(?)と妖怪1人(?)。
「今日は何するー?」「することないし弾幕ごっこしたいのだー」「わ、私もそれでいいよ」
ここでふと、1人の妖精が空を見上げる。
「わー、2人共、空がすごいのだー」どうやら紅い霧に気付いたようだ。
「あ、ほんとだー!」「なんなんだろう、この紅いの……」
そんな会話をしながら弾幕ごっこを始めていた。





ーー一方拓一達はーーー

「ーー多分、こっちね」なんで
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