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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第17話 おだやかな日に
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アスラン
「そうなのかもしれません、…実際。」

ラクス
「そう言えば、キラ様は今頃どうされてますのでしょうね。
あのあと、お会いになりました?」

アスラン
「ん…あいつは地球でしょう…。無事だと思いますが…。」

スカイ
「キラ、ゲンキ!」

ラクス
「小さい頃からのお友達でいらしたのですか?」

アスラン
「えぇ…そうです。4,5歳の頃から。
ずっと月に居たのですが…。
開戦の兆しが濃くなった頃、私は父に言われて先にプラントに上がって
…あいつも後から来ると聞いていたのに。…」

ラクス
「ハロのことをお話したら、貴方のこと、相変わらずなんだなって。」

アスラン
「えぇ?」

ラクス
「嬉しそうに笑っておられましたわ。
自分のトリィも貴方に作ってもらったものだと。…
キラ様も大事にしてらっしゃるようでしたわ。」

アスラン
「あいつ…!まだ持って?」

ラクス
「ぁ…ええ!何度か肩に居るのを見ましたわ。」

〜〜 回想 〜〜
キラ
「失礼します。」

トリィ
「トリィ!」

ラクス
「あらぁ?」

キラ
「ああ…、これトリィって言うんです。僕の…友達かな?」
〜〜 回想終了 〜〜

アスラン
「そう…ですか。」

ラクス
(わたくし)、あの方好きですわ。」

アスラン
「…えっ!」

ラクス
「コウキさんも好きですわ。」

Sideout



Side ニコル・アマルフィ

パトリック・ザラ(TV放送)
『私は何も、地球を占領しよう、まだまだ戦争をしようと申し上げている訳ではない。
しかし、状況がこのように動いている以上、こちらも相応の措置を執らねばならないのは確かです。
中立を公言しているオーブ・ヘリオポリスの裏切り。…』

ロミナ(ロミナ・アマルフィ、ニコルの母)
「貴方、そろそろ時間ですわ。」

ユーリ(ユーリ・アマルフィ、ニコルの父)
「ああ、分かっている。」

パトリック・ザラ(TV放送)
『彼らを信じ、対話を続けるべきと言われても、これでは信じろと言う方が無理です。』

ユーリ
「確かになぁ。」

ニコル
「ぁ…」

ユーリ
「ザラの言っていることは正しいさ。反対するクラインの方が分からん。」

ニコル
「うん。」

ユーリ
「お前の乗ってる、ブリッツだったか、構造データを見たが、見れば嫌でも危機感を覚えるよ。」

ニコル
「テレビオフ。」

ロミナ
「車が来ましたわ。」

ユーリ
「オペレーション・スピットブレイク。
何としても早急に可決させねば。
ザラの言うとおり、我々には、いつまでもダラダラと戦争などをし
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