Lv34「狐娘とテレビと児童車」後編
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ニャン……!番組のチャンネルを変更するために、ハンマーで叩いたのか……?」
「も、もっふぅ?」
「き、機械音痴とは、ここまで酷い物なのだろうか……?」
「あ、はい、そうです?」
「機械の適正を0という概念を通り越して、マイナスに振り切っている狐娘を初めて見たぞ……。
恐ろしいな……何か呪いにでもかかっているのか?」
「もっふぅ……」
「困った事があったら、何でも相談するのだぞ。
俺は忙しいから、今日は帰るが、また三日後くらいに会おう」
そう言って、ワルキュラの姿が綺麗さっぱりに消えた。転移魔法による移動なのかもしれない。
どうやら、キーニャンは命拾いをしたらしい。
幸運の女神様は、愛らしい狐娘を見捨てはしなかったという事だ。
「もっふぅ……」
でも、学生生活をしながら、何度も命の危機に遭遇するのは、幸運なのだろうか?と、キーニャンは首を傾げた。
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