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幽雅に舞え!
幽雅に咲かせ、墨染の薔薇
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ル!フワライド達を止めるんだ!」
 
 そしてサファイアは、やっと車両の最先端にいたティヴィルの元にたどり着いた。彼の後ろの車掌室には、装置であろう巨大な機械がある。サファイアからは良く見えないが、いくつもの画面にグラフや警告表示のようなものが映っていた。ティヴィルは不必要にスケートのダブルアクセルのような回転を決めながら、サファイアに言う。
 
「とうとうここまでやって来ましたねジャリボォーイ。君のような諦めの悪いガキは嫌いですよぉー?あの時のように、軽く捻ってあげましょーう」
「うるさい!俺はあの時よりずっと強くなった。もうお前なんかに負けたりしない!」
「その態度、いつまで持ぉーちますかねぇ?では・・・さっそぉーく始めましょうか?」
「お前だけは許さない・・・ここで終わりにしてやる!」
 
 ティヴィルとサファイアが睨み合う。そしてお互いにポケモンを繰り出した。電車の中で二人はキンセツシティの命運をかけてぶつかり合うーー
 
「出てきなさい、レアコォーイル!」
「いけっ、オーロット!」

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