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活動日誌7 ぼくらのライブ・きみとのライフ! 1
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「……ねぇ、そろそろ練習始めない?」
「そうだね?」

 雑談に花を咲かせている私達に、真姫さんは声をかける。それを聞いていた花陽さんは苦笑いを浮かべて答える。
 そう、花陽さん達が雑談をしていたのは涼風を待っていたからなのだ。つまり、もう練習を始めても問題はないのだった。

「それじゃあ、3人とも練習着を持って……隣の教室で着替えるからね?」
「じゃあ、私と凛は先に行っているわね?」
「うん、わかった……それじゃあ、ついてきて?」

 花陽さんは優しい微笑みを浮かべて私達に声をかけてきた。
 もう着替えを済ませている凛さんと真姫さんは、先に屋上へ向かう為に花陽さんに声をかけて部室を出て行くのだった。
 花陽さんはその言葉を了承すると、私達を案内する為に隣の教室へと歩き出していた。私達は花陽さんに倣い、隣の教室へと歩いていく。
 ――まぁ、私と亜里沙は昨日案内されているから涼風の為に案内しているんだけどね?
 私達が隣の教室の中に入ると、昨日の歓迎会の時にはなかった――教室の天井から()るされている仕切りのカーテンが設置されていた。きっと簡易更衣室と言った感じなんだろう。
 私達はその中に入り、持参した練習着に着替えるのだった。

♪♪♪

「……あれ? その練習着(・・・)……」

 亜里沙は私の練習着を見ると、少し驚いた顔で訊ねてきた。
 今、私の手に持っている練習着――まぁ、普通のTシャツには違わないんだけど?
 前面に大きく『ほ』とプリントされたTシャツ――そう、お姉ちゃんと色違いのお(そろ)いのシャツなのだ。

「穂乃果さんに借りたの?」
「えっ? 違うけど?」
「だって、穂乃果さんの()なんじゃないの?」
「――穂むらの()だよっ!」

 亜里沙は当然聞いてくるであろう質問をしてきた。
 お姉ちゃんがいつも練習着として着ていた()のプリントされたTシャツ。
 穂乃果の()だと思っている人が大半(たいはん)だろう。
 さすがに海未さんとことりさんは知っているだろうけど――
 あれはウチのお店の、言ってみればロゴ(・・)なのだった。
 実際にお母さんやお姉ちゃんが店先でかけているエプロンにも()の字が入っている。そして、穂むら名物 穂むらまんじゅうにも烙印(らくいん)がされているのだ。
 つまり、お店のグッズを娘特権で(ゆず)り受けているだけなんだよ。
 だから私にも着る権利があるから、色違いでもらったの!
 ――ほら、お揃いの服なんて制服くらいしか着れないじゃん? さすがに高校生になると、さ?
 そもそも学年でリボンの色が違うから完全に同じでもないし、ね?
 何となく嬉しいじゃん?
 と言うか、そもそも私も雪穂――お
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