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神剣の刀鍛冶
EPISODE01プロローグ
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【2008年・地球・GGGオービットベース】




国際犯罪シンジケート・バイオネットの名を知らぬ者など、たとえ宇宙広しといえど一人もいない。
第二次世界大戦以降より台頭し、各紛争地域への武器密売、人造人間、メタルサイボーグ等を提供販売する。つまり、奴らは諸悪の根源を体現する死の商人だ。
宇宙防衛勇者隊「ガッツィ・ギャラクシー・ガード」、通称GGGは宇宙収縮現象という未曾有の危機を乗り越え、60年という次元を超越し、右曲余折を得て地球へ帰還した。
そんなGGGに束の間の休息すら許されなかった。
GGGが地球圏を追放という形で太陽系を離れていた僅かな間でも、バイオネットによる世界規模の被害は確実に広がっていった。
基本的にGGGは史上最強の武力を保有している理由と勇気ある誓いの憲章に従って、他国の紛争地域に介入してはならないのだが、バイオネット絡みとなると流石に軽視できない。GGGに影響を及ぼす事態は少しでも防衛策をとる必要があった。
次々とバイオネットの野望を追撃し、阻止し、食い止めていき、その勢力は縮小しつつあった。
勇者王を筆頭にするGGGが健在している限り、もはやバイオネットは地球や外宇宙に対して容易に手出し出来なくなっていた。
勇気ある仲間たちの、GGGというフィルターが、バイオネットという異物を遮る役目が機能し始めてきたのである。
だが、バイオネットの総帥であるプロフェッサーモズマは、次なる標的へと目を見据えていた。

――多次元世界への進撃――

どういう経緯かは不明だが、モズマはバイオネットの新たな収入源をそのように算段していた。
度重なるバイオネットの多次元世界攻略は、各世界の均衡バランスを崩壊させつつあった。

時空に亀裂を生む次元震動も――

消滅したはずのギャレオリア彗星出現も――

終焉の銀河の序曲も――例外ではなかった。

火急の事態と判断した安全評議会は、外敵の新勢力に対抗するため一度GGGを解体した。そして安全評議会は、再びGGG新生計画を実行に移した。

・地球防衛勇者隊、勇気ある地球の守護者「ガッツィ・ジオイド・ガード」通称GGG。

・宇宙防衛勇者隊、勇気ある銀河の守護者「ガッツィ・ギャラクシー・ガード」通称GGG。

そして――発足した新生GGGの名は――


































・多次元防衛勇者隊、勇気ある時空の守護者「ガッツィ・ギャレオリア・ガード」通称GGG。




















最強の破壊神に実装されていた最後のGツールの名を、かつて青年が追い求めていた次元ゲートの彗星
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