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ヘタリア学園
第十三話  気付いた衝撃の事実

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第十三話  気付いた衝撃の事実
 何とかエジプトでイタリアを助けたドイツですがその後もドイツはイタリアがヘマする度に西へ東へ奔走です。本当に忙しいです。
「ドイツーーー助けてーードイツーーー」
「ああ、わかった」
「ドイツお腹空いたーーードイツーーー」
「よし、待ってろ」
 本当に東奔西走です。彼も忙しいのに大変です。これで不満が溜まらない方がおかしいです。ただでさえおっそろしい上司に周りは個性派ばかりという面々で気苦労が絶えないというのに。ドイツもいい加減不満が溜まっていました。
「あ・・・・・・あの野郎」
 それで一人になると言うのでした。
「砂漠でパスタ茹でるわ弓に負けるわ本っっ当に弱過ぎだぞ」
 最早ここまで来ると確かに素晴らしいです。
「しかもその度俺が尻拭いだし」
 そのことで不満が遂に爆発しました。
「くそっイタリアめ!腹の虫が収まらん!」
 それで懐かしの黒電話を出しました。
「他の奴に愚痴こぼしてやる!」
 いささか些細な方法を選ぶことにしました。ところがここでドイツは恐ろしいことに気付きました。
「イタリアしか友達いないし・・・・・・」
 非常に残念なことにそうだったのです。
「日本は何考えてるかわからんし・・・・・・」
 実は友達が非常に少ないドイツでした。そのことに気付いてもっと友達を持とうと思うのでした。とりあえず上司がああした人でも。


第十三話   完


                          2008・1・8

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