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伝説の序章
意外な正体 驚きの連発
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シンキングアドベンチャー12



12.意外な正体 驚きの連発




「ぐがっ…」
「おっ…よーやく目ぇ覚ましたか?」
飲食店の椅子に座りテーブルに
涎をこぼしていたジャックス。
ロキは食った食ったとだるそうに
していた。「そーいや後々どーなった?
オイラは…」
「負けたよ,俺にな」
(・・。)ん?と隣を見るとそこには
黒マントの姿が…
「あああぁあぁあぁあぁあああ!!!!!
ロ…ロキ!!!!!!!!!コイツ!なんか変なもん
隠し持ってたぞ!!!!!」
ロキの後に隠れ詩雨を指さす。
「へー???それって柔らかかった?笑」
ニヤニヤとロキはジャックスに尋ねた。
「えー…んーなんか,むにっとしてて
それから結構それが大きくて…で
「もういい!」詩雨が止めた。
黒マントのフードの部分を深々にさせた。
「?…へ?なんだ??」
よく解っていないジャックスに
ロキは笑いながら言った。
「だろうな俺も最初はまさかなって
思ったんだけど…」
フード脱げよと詩雨に言うロキ。
躊躇したがいずれこーなるだろうと
フードだけふぁさっと脱いだ。
「お…お前… 美青年だな!」
感心したジャックスに頭に喝を入れる。

「バーカこいつは女だよ」

「え?…」

シーンとなる空気…そして
「('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!ええええええ!?」
余りにもビックリし過ぎて転げた。
詩雨も少し恥ずかしそうにしていた。
「じゃああの時オイラが触ったのって…
もしかして……ごめん!!!!
わ…わざとじゃ無いんだ!男だと
思ってて,自分の事俺って言うし,
言葉も男っぽいし…
手配書も黒マントだし…」
オロオロするジャックスに詩雨は
「はぁ…別に俺もその後お前を
踵落とししたし,お互い様ってゆー
事で…わざとじゃない分たちがいい」
ギロっとロキを見る。
「減るもんでもねぇだろ?」
グビッと地ビールを飲むロキ。
オイラもと地ビールをガブ飲みする
ジャックス。「おい,お前ら次
武術部門も出るんじゃねぇのか?
そんなに飲んで…」呆れた顔でいる
詩雨に2人とも「「大丈夫!!次は
お前に勝つ」」と息ピッタリに言われた。
そいえばとジャックスは
「お前変わった目の色してんな!」
と詩雨を観て言った。
「これか…」と無愛想に言った。
「だって両方色違うんだもん
スゲェよなロキ!?」ロキに投げかけると
「そうだな…ツカサ大国の方では
皆こーゆー目の色してんのか?」
バトンの様に詩雨に廻ってきた。
「いや,極一部の人間だけだ。
それに俺の目の色はもっと変色するゼ」
今の詩雨の左目は緋がかったピンク
右目は青がかったターコイズブルー
これ
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