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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic13そんな何気ない日常〜Eilie & Children〜
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†††Sideアイリ†††

本局・医務局と聖王教会、両方の遺伝子検査でマイスターの遺伝子を用いて生み出されたクローンだって確定を受けたフォルセティ、それとオリヴィエのクローンだって確定を受けたヴィヴィオ、その2人が機動六課にやって来て早3週間。

「すぅ、すぅ、すぅ・・・」

アイリの隣で寝てるフォルセティの寝顔を見守りながら「ホント、マイスターだよね♪」独り言を呟く。フォルセティの保護責任者になったマイスターは、自分をパパって慕うフォルセティと同室で暮らすことになったんだけど、マイスターは朝が早いからフォルセティを見てる時間が少ないっていうことで、アイリもこの部屋に引っ越してきた。

(本局の寮の時のようにマイスターと一緒に寝られることが出来て嬉しい?)

しかも夫婦のようにフォルセティを挟んでの川の字で、同じベッドで寝ることが出来る。後見人ということで図らずともママになっちゃったはやても立候補したけど、マイスターと一緒に寝てくれるならって条件付きだったから、はやては顔を真っ赤にして立候補を断念。マイスターと一緒に寝ることへの恥じらいと、すでにヴィータが同じベッドで眠ってるからスペースが無いからね。

「・・・ん、うぅ〜・・・?」

フォルセティがマイスターを探すように両手をわしわしと動かし始めた。このまま放っておくと起きちゃうかもしれないね。だから「はーい。お姉ちゃんですよ〜?」フォルセティの手をアイリのパジャマにしがみ付かせたうえで、起きない程度に抱きしめてあげる。するとフォルセティはまた、穏やかな寝息を立て始めてくれた。

「・・・。そろそろまずいかも・・・」

それから30分後の午前7時半。そろそろアイリも起きて、着替えとかの身支度をしないと。始業時間は午前9時から。その時間までにご飯も食べないといけないから、結構慌ただしかったりする。ちなみに終業時間は20時。21時までの間に交替部隊への引き継ぎになる。

「ぅ・・・ん・・・」

可哀想だけど起しちゃおうかな、って考えてるところでフォルセティが目を開けた。二度寝を阻止する意味も込めて、「おはよ〜」朝の挨拶を掛ける。こうすることで二度寝をほとんど阻止できる。一度なにも言わないで撫でてたら二度寝しちゃって、盛大に遅刻してシャマルから怒られたこともあるんだよね。

「・・・おはよう、アイリおねえちゃん」

目元を右手(フォルセティの利き手はマイスターとは逆なんだよね)でコシコシ擦りながら挨拶を返してくれた。アイリのパジャマを掴んでた左手も離して、ベッドに手を付いて上半身を起こした。アイリも倣って上半身を起こして、そのままベッドから降りる。

「じゃあフォルセティ。身支度を整えに行くよ〜」

「うん!」

六課の隊員寮は3階建てで、マイスタ
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