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*On Game On Life*
第3話『ご褒美の正体』

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-「や、やっと終わった…」ピロン♪と一通のメールが届いた。『お疲れさま!やっぱり強いね?"最弱の黒鉄"…だっけ?』やかましい、この異名には訳があるんだよ…「お前は誰で、お前が言った言葉の意味は何なんだーっと、送信」するとメールがまた届いた。『名乗ってなかったね!そうだなぁ、仮にXとしておこうか。さて、本題に入るよ?君は生まれる世界を間違えている!』いきなりの言葉に一瞬俺は戸惑った。『君はボクに勝ったから、ご褒美をあげるよ!1.[三次元でずっと生きる]2.[ボクの創った世界に来る]さぁ、どっちがいい?』眼を疑った。『飽きた世界で生きるよりも、ゲームで全てが決まる世界の方が君は遙かに生きやすいはずさ?』俺は確かに前々からこの世界には飽きていた。そしてゲームで決まる世界ほど生きたい場所はない。つまり…「2番に決まってんだろ、連れてけるもんなら連れてってみろよ…ッ!?」俺がそう言った瞬間、部屋が光で満ちた。そして俺は目をあけると上空およそ1万mに居た。「な、なんでだぁぁあぁぁ!?」「やぁ!ようこそ、ボクの世界へ!」隣には少女か少年か分からないこどもが居た。
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