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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv26「不死王の世界征服H〜大虐殺、決定〜」
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どころか、惑星中の人間を皆殺しにできる。
サン・レイの凝縮光を、縦にゆっくりずらしながら発射するだけで、惑星が真っ二つになるのだから。

「サン・レイを本当に……こ、工事に使うつもりなのか?王国は?」

「はい、その通りでございます、ワルキュラ様」

「な、なるほど、王国側も覚悟があるという事だな……ならば、よし。
オ、レ、もやってやろうではないか、うむ。
王国のコルベール宰相という輩は、中々に『思い切りすぎた人間』のようだな?ホネポ」

ワルキュラのわざとらしい問いかけで、ホネポは悟った。
恐らく、陛下は、企画書の内容を見ただけで、今回の本当の目的が分かってしまったのだろう。
王国からの要請は、コルベール宰相を脅迫して出させ、サン・レイの閃光が貫く予定の大地は、主要都市群から少し離れた場所になるようにしてある。
つまり、犠牲者は最小限で済み、恐怖を必要なだけ王国民に届ける内容なのだ。
きっと、陛下は、この事を瞬時に見抜いて、わざとらしい口調をなさったのだろう。そうホネポは確信し、ワルキュラを心の中で褒め湛えた。

(なんたる洞察力……。
瞬時に全てを見抜いておられる……。
やはり神に等しい存在なのだろうか……?)

「おい、ホネポ。
思ったのだが……」

ワルキュラの疑問の声を聞き、ホネポは意識を瞬時に切り替えて、一言も聞き漏らさないように意識を集中させた。

「道路を建設するよりも、この地図の北にある大きな湖まで、一直線にサン・レイをぶち込んだ方が良くないか?
自動車を売ろうにも、買ってくれる購買層が少ないだろう?
なら、道路より水路を作った方が良いではないか?サン・レイを使った後に出来るのは大きな溝だから、道路としては不適格だ(※水は低い場所を流れるから、雨が降ると川になる)
水路ならば、生活用水としても使え、小舟を浮かべれば大きな道路代わりになるはずだ」

そう言って、ワルキュラは地図に一本の道を描いた。
瞬時に、ホネポは死の支配者の意図を読む切る。
あ、これ、人間王国の主要都市群と、その隣国の遊牧国家の移動型首都を一直線にぶち壊すコースだと。
陛下は必要最小限の犠牲では、恐怖政治のやり方としては中途半端だと、この地図上に書かれた一本の線で語りかけておられるに違いない――ホネポは戦慄し、無表情のまま震えた。

「お、おお!さすがは陛下っ……!
私めの浅知恵でしたっ……!
感激の極みっ!」

「う、む、水路の方が良いだろう?」

「必要最小限(の犠牲)ではなく、必要最大限の結果(きょうふ)を選びなさるとは……まさに真の帝王でございます。
まだまだ私は甘うございました」

ホネポ案なら、犠牲者は最大10万程度で済むはずだった。
だが、主要都市群がある場所をサン・
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