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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv17「不死王とシャセイ大会」
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い、大好きです……。
毎日、飲みたいくらい……ミルクが好きです……もっふぅ……」

「俺は見損なったぞ!キーニャン!
まさかっ!そんな下品な大会に出て、ミルクを飲むのが好きとはなっ!
今まで、何回くらい飲んだのだ!?」

「か、数え切れないくらい……ミルクを飲みました、すいません……」

「そ、そんなにミルクをゴックンしたのか!?」

「も、もっふぅ……はい、申し訳ありませぇん……」

「射精大会に出る事を禁ずる!
友として、上司として、そんな下品な大会にっ!二度と出る事は許さない!
わかったな!キーニャン!
大会に出たら解雇するぞ!」

「は、はい……?
わかりました……?」

ワルキュラの電光石火のような怒りに、キーニャンの体が恐怖で震えて寒くなった。
きつね耳が下に垂れて、元気を失う。
なぜ、怒られているのか、さっぱり理解できなかった。
やはり死者と生者の間には、埋められない溝がありそうだ。ミルク一つで、こんな大問題になるなんて信じられない。

「もっふぅ……もっ……ふぅ……」

落ち込む狐娘の両肩に、ワルキュラの骨の両手が触れた。
先ほどの態度とは違って、とっても優しい触り方だ。
だが、キーニャンの体は反射的に恐怖でビクンッ!と動き、尻尾が逆立って、今までにない命の危機を感じる。

「こ、殺されないでっ……!
ミルクを飲んですいません……!」

「何を言っているのだ、キーニャン。
この程度の事で、俺が殺す訳ないだろう」

「も、もっふぅ……?」

「いいか、キーニャンはまだ若いのだ。
その若さと身体を金銭で売る必要はない。
どれだけ貧しくても、教養があれば良い職につけるはずだ。
もっと自分を信じろ……キーニャン。
二度と新鮮なミルクを飲むな。
ミルクを飲んでも良いのは、相思相愛のカップルだけだ」

相思相愛のカップルだけが、ミルクを飲んでも良い?
つまり、これは――上司によるセクシャル・ハラスメントを意味する。
ワルキュラとエッチィ夜を過ごさないと、新鮮な牧場ミルクを飲む事が許されない。
相手は超大国の独裁者だ。キーニャンには絶対、逆らう事ができない悪の帝王なのだ。

(もっふぅ……!?
ミルクを飲むことすら禁ずるなんて……!?
やっぱり、悪の帝王だった……!?)

キーニャンは、生者を代表する一人として覚悟を決めた。
殺されたくない。
だが、一方的に体と意思を踏みにじられるのは嫌だ。
だから――狐娘は――

「ミルクはもう……二度と飲み……ません……」

永遠の、美味しいミルクとの決別を選択した。
そんな残酷すぎる選択を強要したワルキュラは、とってもご機嫌だ。

「そうか、分かってくれたか、キーニャン。
今日から正
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