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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv15「不死王と、北風と、太陽」
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返事をするのぜ!」

太陽の叫びに、誰も返事を返しません。
代わりに返事をしたのは、ワルキュラでした。

「ふぅ……これで、用水路に流される、農家の叔父さんが減るはずだ……。
俺の世間の評価もアップアップだな」

「こ、この化物がぁぁぁぁ!!許さないのぜぇぇぇぇ!!!
よくも小さい塵粒の分際でぇぇぇぇ!!
偉大なる大自然にっ!喧嘩を売ったのぜぇぇぇ!!」

太陽さんは、喧嘩仲間の仇を取ろうと、激しく核融合します。
どうやら、膨大な熱エネルギーで、星そのものを熱して、百年ほどかけて、生物の大絶滅時代を到来させるつもりのようです。怖いですね。

「むぅ……太陽が暑いのだろうか?
このままでは、作物が枯れて、農家の叔父さん達が経営難で自殺してしまう!」

「これでお前らは終わりなのぜぇぇぇぇ!!」

「エナジードレイン!」

「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

太陽さんを殺す訳には行かなかったので、エネルギーを少し吸い取って半殺しにしました。
ワルキュラは満足そうに、隣にいるクラスメイトの狐娘に自慢します。

「キーニャン。
俺は世界を救ったぞ」

「もっふぅ?」

「台風を消滅させて、太陽の活動を少し抑えたのだ」

(やっぱり駄目だ、この人……精神が狂っているよぉ……。
幾ら、悪の帝王でも、そんな事ができる訳ないじゃないですかぁー)



おしまい

【内政チート】 「交流送電システムで、電力を長距離輸送してチートする!」20世紀
http://suliruku.blogspot.jp/2016/06/20_29.html

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