暁 〜小説投稿サイト〜
『チロの物語』
『恋心』

[8]前話 [2]次話


僕は淋しい。
でも
生きてかなきゃ。

生きてくには
おなかに何かを
入れなきゃ。

それと

凍えないように
あったかく
しとかなきゃ。

それを誰かが
教えてくれた。

此をくれたのは
どんな人だろう。

此処を通ってく
此の中に
居るのかな?

待ってれば
逢えるのかな?
逢いたいな。

ありがとうって
言いたいな。
僕も人間だったら
言えるのにな。

そんなことを
想いながら
寒い日が
着々と過ぎる。

見えない誰かに
恋をして
あったかい
気持ちになった。



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ