第七十六話 攻略大成功!
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜アーサー side〜
アーサー「行ったか。」
サクラ「だね。」
周りの奴等はユウキ達が中に入ったことで一旦俺達への攻撃を止めた。
アーサー「さーて、アンタ等はどうする? デスペナ覚悟で戦うか、帰るか。 因みに、退くなら今のうちだぜ。 ここから先の戦いは退路断たせて貰うから。」
「ぎ、ギルドの面子潰されてノコノコ帰れるかよ! お前ら、行くぞ!」
リーダーらしいサラマンダーの男がそう言う。
アーサー「あっそ。 んじゃ、アリス、ユージオ頼むわ。」
次の瞬間、相手の隊の後ろの空間が凍り付いた。
巨大な氷の壁が通路を塞いだのだ。
ついでに敵のメイジ隊も。
方法はユージオの氷属性最上位魔法『アブソリュート・ゼロ』の絶対零度の冷気をアリスの風属性上位魔法『サイクロン』で巻き上げ本来は地面から相手を少しずつ凍らせるところを一気に空間ごと凍らせる。
数ある合体魔法の中でも特に威力が高く、今のところ五種類しかない『厄災魔法』に分類された『アイス・エイジ』だ。
アーサー「言ったろ? 退路は断つって。」
「ふ、ふざけやがって!」
アーサー「ふざけてる、だと? どの口がそう言うんだ!? テメェ等マナー違反までしてボス攻略してたんだろうが! しかも先にボス攻略しに来た奴等の邪魔までしやがって!」
「ぐっ、」
アーサー「もういい。 お前ら徹底的に潰す。 死に戻りした後お前らのギルドマスターにそう伝えておけ。」
そう言って三本の剣を構える。
一番前に居たサラマンダーのリーダー格の奴を一撃で倒す。
続けてその後ろに居た二人を倒す。
「こ、こいつ!」
背後からの攻撃を尻尾の剣でパリィする。
それをすかさずサクラが倒す。
「か、囲め!」
その声に反応した二十人ほどのプレイヤーが周りを囲むが、
アーサー「サクラ、伏せろ。」
回転すると共にソードスキルの魔法効果で風が発生、小さな竜巻ができる。
放ったのは全方向広範囲オリジナルソードスキル《サイクロン・ゾーン》
風によって発生した無数の斬撃が相手を襲う。
俺から半径三メートル以内に居た奴はHPが全損し、六メートル以内の奴も全損までいかなくともかなりのダメージを受けた。
風属性付きのソードスキルなので相応の硬直が襲うが、サクラが六メートル以内のダメージを受けた奴に止めをさしている間に硬直は解けた。
それと同時にサクラが最後の一人を倒した。
アーサー「ふぅ、後はキリトとサクマの方だけか。 それも、後、、、、十秒くらいで終わるな。」
サクラ「そうだね。 一回ギルドに戻るの? それとも待つ?」
アーサー「戻る、と
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ