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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
147部分:第十八話 炎の剣その四
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に襲い掛かる直前のことであった。
「何っ、手刀で炎を!?」
「まさか」
 アステリオンもトレミーもそれはまさかと思った。手刀で炎を防ぐことなぞできはしないと思っていたからだ。しかしそれはあくまで彼等の常識の中だけのことであった。
 シュラはその剣で炎を受け止めた。そして。
 何と炎を突いただけでその炎を打ち消したのだった。たったそれだけであった。
「何っ、それだけだというのか」
「そうだ」
 炎を消してもそれで平然としたままだった。笑いも余裕も見せはしない。

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