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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
140部分:第十七話 グランドキャニオンへその三
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静に戦略的状況を分析していた。
「彼等がいないだけ」
「はい。そしてそれがどう移るかはこれから次第です」
 シャカはこう言った。
「我々の戦い次第です」
「その通りだ。私も時が来れば出陣することになる」
 そのことは既にシオンから言葉を受けていた。
「その時は聖域を頼む」
「わかっています。それでは」
「うん。また話そう」
 二人はこの言葉を別れの挨拶としてその場を後にしそれぞれの持ち場についた。聖域ではアーレスの軍勢の今後の動きに注視していた。
 アメリカでは。シュラ達はようやくアリゾナ州まで辿り着いた。あとはその場所に向かうだけであった。

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