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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
019「妖精さん、絶対絶命の大ピンチ」
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力が犠牲になってる……?」

『今がチャンス★』
『豚が隙を曝け出していますぞ!』

しかし、この幸運な状況は長く続かないだろう。
頭の良い豚人間の事だ。一定距離まで近づいたら、死体を放り投げて走り寄ってきそうだ。
その前に手を打たないといけない。

『妖精さん、大量の手榴弾を投げるのです。
盾があっても、複数方向からの爆発に対処できる訳がないのです』

「よし、その案いただきぃー!」

今こそ、戦の決着を決める天王山、そう思い込んだシルバーはネット通販で、破片手榴弾を6個購入。
躊躇なく安全ピンを抜いて、次々と投げて投げまくった。
豚人間は慌てて、死体を盾にして防御姿勢を取る。

「「同胞バリアーぶひぃっ!」」

『妖精さん!伏せろぉー!』
『そんなに爆弾投げる馬鹿がいるかぁー!』
『使用者すら巻き込む運用してどうするっー!』

(戦闘って難しい……家に帰りたい!)

失策に気づいたシルバーは、唯一取れる対処法――地面に伏せるを実行した。
手榴弾は、次々と爆発を引き起こす。
爆風で手榴弾がそれぞれの方向に弾き飛び、そこでまた爆発。
それが合計6回。
さまざまな方向から、爆風と破片による襲撃を受けた豚人間達は、容易く致命傷を負って動かなくなった。
いや、1匹だけ生き残っている。
2mの巨漢。ペロペロを極めた猛者にしてハーレム王な、ペロペロ族長が軽傷を負い、悲痛な叫びをあげていた。

「た、盾がなくなったブヒィィィィ!恐ろしいブヒィィィ!
でも、お嬢ちゃんを捕まえれば、きっと凄い子供が産まれて、大帝国を建設する事も夢じゃないブヒィィィっー!
盛り上がってきたブヒィィィィィ!」

『ちょwwww皮膚の防御力すごすぎwwww』
『至近距離で炸裂して軽傷とかwwwww』
『やべぇぇぇぇ!サブマシンガンを至近距離で浴びたのと、同じ効果があるはずなのに死んでないとかやべぇぇぇぇぇ!!』

まだまだ戦意は衰えない。
盾をなくしたおかげで、ペロペロ族長の機動力は回復してしまった。
欲情し、興奮する豚が、シルバー目掛けて、突撃してくる。
両者との間にあるのは、僅かな距離。
でも、シルバーが立ち上がって、銃弾を豚にプレゼントするくらいの余裕はある距離だ。
シルバーは、グロック17の銃口を、ペロペロ族長の頭に向ける。
正確に、狙いを外さないように、照準を定め、引き金を引いた。

「お前みたいなエロ豚は、この世から出ていけぇー!……あれぇ?」

銃弾が銃口から飛び出ない。
どうやら拳銃は故障したようだ。

『妖精さん、空薬莢の排出に失敗しておりますぞ!』
『手動で空薬莢を排出せんと、次の弾丸が装填されないから撃てんぞい?』
『安さには裏がある!』
『中古を購入した結
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