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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシが草原へ誘導している間、
ヒカリはというと、、、




警備員A:「本当にここらへんですか?」



ヒカリ:「んーとー、、、あっちかな?」



警備員B:「一体、どうやったら
首から下げてるネックレスを落とすんですか?」





ヒカリ:「んーとー、、、てへっ!」
ヒカリ(そろそろ連絡が来る頃かしらっ)



ヒカリは落とし物をしたフリをして
警備員を正門からかけ離していた。




警備員A:「そろそろ仕事に戻らないと、、」




ヒカリ:「えぇーー!あたしまだ
ネックレス見つかってないのにぃー!!」

ヒカリ(まずいわっ!)



警備員B:「でも、我々も仕事でね〜、、。
お気持ちは察しますが、あとは他の人に
頼んで下さい」




ヒカリ:「、、、うっ、、」



警備員A:「?」
警備員B:「?」




ヒカリ:「うえーん!!」



警備員A:「わっ!」



ヒカリ:「大事な
ネックレスだったのに〜〜!!」



ヒカリは時間稼ぎの最終手段、
嘘泣きをした。



警備員B:「泣かれてもな〜、、」



ヒカリ:「あたしの事捨てないで〜!」
ヒカリ(もうちょっと!もうちょっとのはず!)



警備員A:「仕方ないな〜」



警備員B:「わ、わかりましたっ。
もう少し探しますよっ」



ヒカリ:「わーーい!!」





警備員A:「ここかな?」



なんとか警備員を止めると、、、



bbbbb bbbbb(緊急ブザー)



ヒカリ(きた!)



緊急ブザーの振動が鳴った。



警備員B:「どこだ〜?」



ヒカリ:「あぁーー!!」



警備員B:「わっ!」

警備員A:「ありましたか?」




ヒカリ:「カバンの中にありました〜!」




警備員A:「えぇ〜、、、」



警備員:「はぁっ、、、」



ヒカリ:「ごめんなさい!、、
探してくれてありがとうございました!」


ダダダッ




ヒカリはダッシュでヒロシ達の元へ向かった。








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