宇宙を翔る龍
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「大佐、我々もお供します」
「……わかった。まずはFFと接触する、いくぞ、それと今は大佐じゃない!タダのセルゲイだ」
スイールの地からセルゲイ達は姿を消した。
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宇宙にいるソレスタルビーイング。
彼らは、スイールの映像を見ていた。ただし、アニューたち技術班は作業でいないが。
「やはり、撃ったわね衛星兵器を」
「事前にヨハンさんが言っていた様に、太陽光発電を応用したものかと」
「やはり、狙いは…」
「スイールです」
「既にヨハン達が動いているはずよ。私たちも補修が終わり次第、地球に向かうわ」
メメントモリ その近くにはグッドマンが司令官として艦隊を率いていた。
「メメントモリ…期待以上の戦果を挙げてくれた…」
「グッドマン准将!こちらに高速で接近する物体を観測しました!」
「バラのMSらしきものも観測!」
「なに?!映像を回せ!」
銀色の機体から紫の粒子を放出するMS。リンドヴルムと
ニール・ホリー・ネーナ等が出撃していた。
「あ、あぁ!あの粒子の色は!」
「くっ、FFという事か!!」
「MS隊、出撃させろ!近づけさせるな!」
そんなグッドマンの旗艦にオープン回線で通信が入る。勿論、先頭のMSからでありヨハンだ。
「初めましてか?ヨハン・ゾルダーク、武装組織FF総帥、兼パイロット」
「撃ち落とせ!」
艦砲射撃、GNミサイル。ジンクス等による攻撃……。
しかし、機体性能が格段に違う機体達。ニールやネーナのミサイルや高濃度粒子散布。ホリーのファンネル等により敵機は撃墜されていく。
ミサイル等はもはやリンドヴルムの腕の粒子砲で薙ぎ払われる。ビームサーベルを構えていても、速度の乗った攻撃に耐えられず両断された。
「な、なにをしておるか!」
「温い、パイロットが弱すぎる。さて……」
目の前には、丸裸のグッドマンの乗る旗艦。
「あ、ぅぁ……」
蛇ににらまれた蛙。いや龍に睨まれたか…
「小便は済ませたか?
神様にお祈りは?
部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする
心の準備はOK?」
そんなヨハンに、メメントモリが発射されようとするが…
ファングにより、砲身展開部分から続々と破壊され、内部の共振部の輝きと共にメメントモリは宇宙に消えた。
「な、なんだと?!何故メメントモリの発射が!!」
「無駄だ、お前が考えていた事等
俺には透けて見える。では…Auf Wiedersehen」
グッドマン、ちびりながら
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