暁 〜小説投稿サイト〜
ヨハンだがこんな状況を覆す
宇宙を翔る龍
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

 「大佐、我々もお供します」


 「……わかった。まずはFFと接触する、いくぞ、それと今は大佐じゃない!タダのセルゲイだ」



スイールの地からセルゲイ達は姿を消した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 宇宙にいるソレスタルビーイング。
彼らは、スイールの映像を見ていた。ただし、アニューたち技術班は作業でいないが。

 「やはり、撃ったわね衛星兵器を」

 「事前にヨハンさんが言っていた様に、太陽光発電を応用したものかと」

 「やはり、狙いは…」

 「スイールです」

 「既にヨハン達が動いているはずよ。私たちも補修が終わり次第、地球に向かうわ」




 メメントモリ その近くにはグッドマンが司令官として艦隊を率いていた。

 「メメントモリ…期待以上の戦果を挙げてくれた…」

 「グッドマン准将!こちらに高速で接近する物体を観測しました!」

 「バラのMSらしきものも観測!」

 「なに?!映像を回せ!」


 銀色の機体から紫の粒子を放出するMS。リンドヴルムと
ニール・ホリー・ネーナ等が出撃していた。

 「あ、あぁ!あの粒子の色は!」

 「くっ、FFという事か!!」
 「MS隊、出撃させろ!近づけさせるな!」


そんなグッドマンの旗艦にオープン回線で通信が入る。勿論、先頭のMSからでありヨハンだ。

 「初めましてか?ヨハン・ゾルダーク、武装組織FF総帥、兼パイロット」

 「撃ち落とせ!」

艦砲射撃、GNミサイル。ジンクス等による攻撃……。
しかし、機体性能が格段に違う機体達。ニールやネーナのミサイルや高濃度粒子散布。ホリーのファンネル等により敵機は撃墜されていく。
ミサイル等はもはやリンドヴルムの腕の粒子砲で薙ぎ払われる。ビームサーベルを構えていても、速度の乗った攻撃に耐えられず両断された。

 「な、なにをしておるか!」

 「温い、パイロットが弱すぎる。さて……」

目の前には、丸裸のグッドマンの乗る旗艦。

 「あ、ぅぁ……」

蛇ににらまれた蛙。いや龍に睨まれたか…

 「小便は済ませたか?
 神様にお祈りは?
 部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする
 心の準備はOK?」

 そんなヨハンに、メメントモリが発射されようとするが…
ファングにより、砲身展開部分から続々と破壊され、内部の共振部の輝きと共にメメントモリは宇宙に消えた。

 「な、なんだと?!何故メメントモリの発射が!!」

 「無駄だ、お前が考えていた事等
 俺には透けて見える。では…Auf Wiedersehen」

 グッドマン、ちびりながら
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ