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ヨハンだがこんな状況を覆す
戦士たちの一休み、そして革新の足音
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だな…)」

セルゲイは一人、中東の一角で外を眺めていた。

 

 一方、アロウズにいるマネキン。彼女の乗る船に新型と顔なじみが来ていた。


 「これが新型…」

ガンダムではなく、ジンクスタイプと思われるMS。

 「大佐〜!来ちゃいました〜!」

 「はぁ…あの男…」


 マネキンの自室、そこでコーラサワーはマネキンに怒られていた。

 「貴官はどこまで馬鹿なのだ!アロウズに関わるなとあれほど!」

 「アロウズには自分から志願しました」

 そんな事を言いながら、懐から手紙を差し出す。
それを見たマネキンはメモ用紙に、筆談で話せと命じた。

 「何故だ(これについては聞いているか?)」

 「大佐を守りたいからであります(はい、それとFFの彼らから、時期を見て根回しを頼むと)」

 「ここにいれば、ガンダムと戦うことになる。死ぬかも知れんぞ。(わかった。それとヨハン達のガンダムとはやり合うな)」

 「お言葉ですが、自分はガンダムと何度も戦い、生き抜いてきました。(了解です。それと既にイノベイドは、この部隊にいると)」

 「わかった。貴官がそこまで言うなら承知した。(ならば、うまく立ち回らねばな)」



 ヨハン達、FFがコーラサワーに渡した手紙には、アロウズの資金源。
軍の人間で、自分たちに賛同する可能性のあるもの。またはアロウズのスパイ的人員など
何故わかったか不思議な情報が記されていた。勿論、データを抽出・閲覧したのはスタンドアローンの端末だが。


 こうして、徐々に反抗作戦は密かに蠢いていた。





 CB、プトレマイオス2

 イアンがスメラギと話していた。

 「ダブルオーの応急修理は一応、済ませた。
それより朗報だ、支援機2機が完成したらしい。
ツインドライブを万全にするためにも、一足先に宇宙に上がり
調整作業をしたいんだが…」

 「了解です。ミレイナ、イアンの代わりに整備を担当してもらえる?」

 「ハイですぅ!」


 そんな会話をしていた。
そして、リニアトレインに乗っていたイアンは思案していた。

 「(まさか、ツインドライブの粒子放出量に機体が悲鳴をあげるとは…
 ヨハンの説明を聞く限り、オーライザーでカバーされた機体になれば、CBのガンダムを凌駕する機体になる。
 そして、その粒子の影響で刹那は革新へと至る…か。)」



 「ガンダム、各機収容しました」

 「全GNドライブ、トレミーとの接続作業開始ですぅ」

 「宇宙に上がる?」

 「わたしの予測だと、12時間以内に敵が包囲網を敷いてくる。逃げられないわ
 それに、ラグランジュ3に行けば、ガンダ
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