暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
224
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


サトシは再び懐中電灯の明かりを見つめた。



ヒカリ:「そ言えば、サトシと最後に
会ったのはイッシュ地方だったわよねっ。」






サトシ:「え?、、ああ、そうだなっ!
あの時は海に入ったりしたっけっ」



ヒカリ:「そうそう!、、あの時は離れてても、
いつだって会えるって思ってたなー」




サトシ:「俺もそう思ってたぜっ!
ポケモンセンターに行けば
連絡をとれてたしなっ!連絡先って
大事なんだって、今ならそう思うっ。」




ヒカリ:「、、、そうだサトシ!携帯を出して!」



サトシ:「え?、、なんでだ?」



ヒカリ:「昔の自分が写ってる写真があったら、
見せ合いっこしようよ!あたし、旅をして以降の
サトシを知らないから、見てみたい!」



サトシ:「ん〜、そんな事言っても、
俺、携帯で写真撮った事ないんだ!」




ヒカリ:「へぇー!、、、えっ!?
ないの!?一度も!?」




サトシ:「だって、ずっと家に居たんだぜ?
仕事以外でそんな外にも出なかったし」




ヒカリ:「えぇー!じゃあ10歳以降
一度も写真を撮った事ないの!?」



サトシ:「俺が写ってる写真は入ってないよっ。
、、、あ、でも履歴書と免許の証明写真なら
何度かあるなっ」



ガクッ(ヒカリ)


ヒカリ:「っっ、、もぉ〜!
じゃあいいわっ。あたしの見せてあげる!」




ヒカリは携帯を出し、サトシに写真を見せた。




サトシ:「どれどれ、、、」


サトシとヒカリは互いに距離を縮め、サトシは
ヒカリが手に持っている携帯に顔を覗き込んだ。



ヒカリ(ちょっと恥ずかしいなっ、、)





サトシ:「おっ!
なんか俺が知ってるヒカリより、少し
成長してるぞ!」





ヒカリ:「これが15歳の誕生日で〜、
これが17歳の時!ユモミと撮ったプリよ!」





ヒカリは10代後半から20代前半の写真や
プリクラをサトシに見せ、
サトシも度々驚きながら
ヒカリの成長過程を見ていった。



サトシ:「良く撮れてるじゃないか!」




ヒカリ:「ありがとう!、、あ、今ので最後ねっ」



写真は、フォーレトスの送別会で終わった。





サトシ:「へぇ〜!、、ヒカリはこんな風に
成長していったのかー!」



ヒカリ:「そうよ〜っ!
サトシのも見たかったなーっ」




サトシ:「ははっ」




ヒカリ:「写真を何も撮ってないって、
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ