暁 〜小説投稿サイト〜
『零と先輩』
『告白』

[8]前話 [2]次話


先輩とは、バス停で話すようになった。

いつかの帰りのバスの中。
零は、零の生きてきた道を先輩に話してた。

施設にいること。
何故施設にいるのか。
何をされてきたか。
何をしてきたか。
どういう気持ちで今生きてるのか。

たぶんそんな全てを...
心の闇をぶち撒けたんだろう。
抑え込むのが難しくなったんだろうか。
それとも単純に吐き出したかったんだろうか。

でも...違う。
吐き出す行為は、散々警察や検察等の前でしてきた。
それはもう他人事の様に平気で話せるほど何百回も。

では...何故?

零は、先輩と逢う度、話す度、どこか触れてはいけない深い傷を感じた。
闇思念の渦を...。
勘違いなら失礼極まり無い事だ。

先輩に話したのは、間違っても、同情してもらおうとか気を引く為ではない。



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ