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艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
呉鎮守府からの呼び出し
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「司令官、元気無いわね、そんなんじゃダメよ」
「すまんな雷、昨日は寝不足で凄い疲れてるんだちょっと寝るからホテルの部屋でくつろいでて」
「わかったのです司令官さんお休みなさいなのです」
やっぱり駆逐艦は可愛いな、俺に気をつかってくれてるから安心できるあの二人に比べたら本当安心できる
「それでは提督先に部屋に行ってますね」
「分かった、くれぐれも問題を起こさないように」
「そんなこと絶対しないから大丈夫デース?」
「さてやっとまともに寝れるな」
寝ようとしたときに電話が鳴った
「もしもし、今から寝るんで後にしてくれませんかね」
「いやそれがな、急用だから連絡したんだけどな」
「それはすまんな、で用件はなんだ」
「今回は憲兵としてのお前に用があるんだ」
「場所は何処で落ち合うんだ?」
「お前呉の辺りにいるんだろ?だったら呉鎮守府に来てくれよ」
「分かった、じゃあ皆に伝えてから行くわ」
「じゃあ速く来てくれよな」
今の電話は俺が憲兵時代から仲の良かった人である呉鎮守府の提督からの連絡だった。俺に連絡を掛けてくるから多分何か問題でもあったのだろう。その前に皆に急用で呉鎮守府に行くことを伝えたが
「流石に一人は危ないですよ」
と言われたまぁ横須賀で前足捕まえた時もほとんど一人で部屋に行ったから言われても仕方がないか
「安心しろ呉には知り合いがいるから大丈夫だ」
「知り合いですか?」
「まあ、憲兵時代の知り合いなんだけどな」
「なら良いんですけどそれではお気をつけて司令官」
「数時間で帰ってくるから風呂や夕食を済ませてくれ」
「分かったデース?」
「後加賀、夕食はバイキングだけど食べ過ぎんなよ」
「女性に向かって失礼ですよ」
加賀が顔を赤くしながら言った
「そうだよ提督ゥレディには失礼デース?」
「そうよ、そうよレディには失礼だわ!」
金剛と暁にそう言われすまんなと言いつつ
「まあ、おとなしくしておいてな」
「行ってらっしゃい司令官」
いつぶりだろう皆が敬礼してくれるのは多分半年ちょっとされて無いというかされたのすら覚えていない
ホテルから車を使って数10分程呉鎮守府に着いた呉鎮守府には憲兵で仕事をしていた時以来来てなかったから来たことがあっても何か入り難い雰囲気がある
「それにしても外見変わったなここも」
「せやろ、ここなあんたが来なくなってから少し改装したんやで」
「そうなのかだけどお前は相変わらず変わらんな。改二になってもな龍驤」
「それは余計なお世話や宮本君」
「でも本当変わらないよなむしろ減ったか?」
「それ以上言うとウチホンマに怒るで」
「すまんな。で、案内頼むわな」
「ホンマ人使い荒いな。じゃあ付いてき」
彼女は軽空母"龍驤"俺が憲兵の時代からここで艦娘をやっている。艦
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