暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜熾鏡符のAGITΩ〜
第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
MirrorW:動き出す悪魔/狐が伝えたい事
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
さて、現在ディオドラが来てから数分が過ぎて、
アザゼル先生と部長がディオドラが交渉していた…恐らくアーシアの件だろうが

「リアスさん。単刀直入に言います。僧侶のトレードをお願いしたいのです」

自分の僧侶と僧侶であるアーシアをトレードしたいのだそうだ。

「いやん!僕の事ですか!?」

状況をよく見ろ…そんなわけ無いだろギャスパー。
話の流れ的にここはアーシアだろう、普通

まあでもギャスパーも随分としてきたな
前なら悲鳴を上げながら段ボール箱にすぐさま隠れていたからな

「僕が望むリアスさんの眷属は――― アーシア・アルジェント」

ディオドラは躊躇いなく言って、アーシアに視線を向けたが、
やはり前回の通り時々翼に視線が向いている、
翼は向けられた視線を見事に敵意全開で返しているがな

しかし部長がアーシアを手放すとは思えない。
普段あんなに可愛がっているんだ、手放す訳が無い。

「だと思ったわ。けれどごめんなさい。私はトレードなんてする気は無いの。
私はアーシアを手放したくない。大事な眷属悪魔だもの」

やはり部長はトレードをする気は全く無かったらしく、
真っ正面からディオドラの提案をはね除けた。…さすが俺らの主だな

「それは能力?それとも彼女自身が魅力だから?」

まったくコイツハ往生際が悪すぎる…まったくもって不愉快だ

「両方よ。私はアーシアを妹のように思っているわ。
それに、求婚した女性をトレードで手に入れようと言うのはどうなのかしら?
あなた、求婚の意味を理解しているのかしら?」

部長はいたって普通の表情をしているが
明らかにキレているな…オーラも若干漏れているし

だが、ディオドラはそれでも張り付けた笑顔を止めなかった。

不気味な奴だな…それに奴にはなぜか自信に満ち溢れているな
これは本当に怪しくなってきたな…

「わかりました。今日はこれで帰ります。けれど僕は諦めてません」

今日の所は帰るみたいだが、正攻法が通用しなかったんだ、どんな手に出てくるか分からない。
警戒だけは怠らない方がいいな…

ディオドラはそのあと何の心も感じられない愛の言葉を吐き、アーシアにまたキスしようとするが、やっぱりイッセーも限界だったんだろう。

明らかに怒りながら、ディオドラの肩を掴んでキスを止めさせた。

「放してくれないか?薄汚いドラゴン君に触れられるのはちょっとね」

ま、おそらくこうゆうやつだとは予想していたよ…しかも今代乃赤龍帝にそんな口を
吐けるとは…優男のふりして、実は自分以外を見下す、屑だな
しかもそれを笑顔をで言える辺り、こいつはおそらく本気でアーシアを好きにはなっていないだろう

それに怒ったアーシアがディオドラ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ