暁 〜小説投稿サイト〜
ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
白河女子高との模擬戦 後編
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「只今より白河女子高等学校と大洗女学園の練習試合を始める。」
審判による開始宣言が出された。
そして無線で、
『各校は所定の位置に向かってください。両校が所定の位置につき次第、始めます。』
その事を聞きながら梨華は、
「はやから私のことは聞いているとは思うが一様自己紹介をしておくね。前白河女子高等学校戦車道レッドチーム副隊長の大狩梨華です。よろしく。」
「私がブルーチームの副隊長をしています牛目えまと言います。今日はヨロシクお願いします。」
「牛目と言うことは、はやの妹さん?」
「ハイそうです。先輩の噂は良く耳にします。」
牛目は大狩と仲が良く、よく練習をしていたのであるが、梨華はえまの事を知らなかった。
「えまもはやと同じ通信手兼車長でいいのかな?」
「はい。私もお姉ちゃんと同じことができますので、そのふたつをやらせていただいてます。」
「では作戦を伝える。今回の相手は無名校にしながら西住流の妹さんがいる。なめてかかることの無いように。そして部隊を二つに分ける、私には1号〜15号が着いてきて。そしてえまには16号〜20号が着いていって。フラッグ車はえまの戦車。何か質問は?」
「「「「ありません。」」」」
みんなは文句を言わずに賛成してくれた。
「えまは話があるから残って。」
「はい。」
みんなが解散して自分の戦車の戻ると、
「今回は通信妨害はしなくていいから、その代わりに傍受をして。」
「了解しました。」
えまも自分の戦車に戻っていった。
梨華は思っていることがあった。
[多分、地形をうまく利用してくるだろうから、半分を市街地に配備させて挟み撃ちにしよう。]

一方、みほは、
「白河女子高は強敵ですが、今回の相手は四軍です。頑張っていきましょう。」
「今回はどんな作戦でいくの?」
生徒会長の角谷が聞いてきた。
「今回は聖グロリアーナの反省をいかし、市街地で決着をつけたいと思います。」
「なるほど。今回の危険人物は誰だと思う?」
「それはもちろん、大狩梨華です。」
みほが梨華の名前を口にすると、
『両校、所定の位置に到着したので練習試合を開始します。』
審判からの通達で始まった練習試合。
「みなさんは市街地に向かってください。」
「了解しました。」
「私たちが囮になります。」
みほがそう言うと戦車は前回同様に海岸付近に向かった。

海岸では、今かと梨華が待っていました。
「梨華隊長、前方に大洗の戦車を確認しました。追撃を開始します。」
「1号〜5号は前方戦車を追撃。6号〜15号は市街地の入り口を警戒。と伝えて。」
「はい。」
すぐに通信が入り、
『市街地に敵戦車を発見、迎撃します。』
「全戦車、迎撃開始。」
白河女子高の戦車全てから弾が撃たれた。
『大洗女学園、戦車
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ