暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1409話
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
で、取りあえず話を進める事にする。

「本当か! なら、なぁ、頼むから……」

 そう。実際に俺はヤマダが何でこんなに騒いでいるのかの理由を知っていた。
 それは、ヤマダの性格や趣味を考えれば、間違いなく理解出来る事なのだから。即ち……

「悪いがお前のゲキガングッズは今回の内乱を収める為に必要なんだ。お前も知ってるだろ? 木連がゲキガンガーを聖典としている事を」
「そりゃあ……」

 木連がゲキガンガー好きだというのに、まだ公にされてはいない。だが、知る人ぞ知るといった情報ではある。
 それこそ、木連と組んでいるクリムゾングループ辺りにとっては常識に近いだろう。
 それを広めるかどうかというのは分からないが、それでもゲキガンガーに強い執着を持っている……それこそ趣味、ゲキガンガーではなく、生き方がゲキガンガーだと言ってもいいようなヤマダであれば、どこからともなくその情報を入手していてもおかしくはない。
 そもそも、この手のマイノリティな趣味の持ち主は仲間を探し出す嗅覚のようなものを持っている。
 そんなヤマダにとって、木連というのは色々な意味で羨ましい場所だろう。
 ……まぁ、ゲキガンガーが聖典扱いになってるんだからな。
 実は一時期ネルガルでは……いや、正確にはナデシコ上層部でと言うべきか、ヤマダが木連に亡命するんじゃないかって話が本気で検討されたらしい。
 最終的に木連に亡命するという事はネルガルやナデシコを裏切るので、ゲキガンガー好きのヤマダはそんな真似をしないだろうという結論になったが。
 それでも完全に安心出来るという訳ではない以上、恐らく知らないうちに監視の類が付いていてもおかしくはない。
 ともあれ、そんな風にゲキガンガー好きなヤマダなので、以前俺が考えたように木連を味方に付ける……とまではいかないが、それでも木連の中の何人かをこっちに引き寄せる事は出来るかもしれない存在ではある。
 その取っ掛かりに必要なのが、ヤマダの持っているコレクション。いわゆるゲキガングッズと呼ばれているものだ。
 以前一時期木連に滞在していた時に白鳥や秋山、月臣、高杉といった面々から聞いた限りだと、火星から脱出する際に持ち出せたゲキガンガーのアニメには欠落した話数があったらしい。
 つまり、あれだけゲキガンガー好きの木連の住人が、見た事のないゲキガンガーの話があるという事になる。
 基本的に1話完結型のアニメではあっても、後々の話で何かの伏線になっているという事もあるし、回想として出てくる事やその時の話が劇中で出て来てもおかしくはない。
 そんな話を見られる機会を木連の人間が我慢出来るのか。その辺を考えると、勝算はある。
 ただまぁ、クリムゾングループと手を組んでいるという事は、ゲキガンガーの未放送回の話を既に入手し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ