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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第四十五話 意地と意地のぶつかり合いです。
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たような風であんぐりと口を半開きにして目の前のスクリーンを眺めているだけであった。

「儂らは貴様らなどには降伏せんぞッ!!幾千幾万の戦死した将兵に申し訳がたつかッ!!よいか、ようく聞けッ!!儂を殺しても、なお帝国軍には100万隻の艦艇と、数億人の将兵がおる!!それらを相手にできる根性が貴様らにあるか!?貴様ら鼠共は自分たちの巣に帰って震えているか、自分の毛の虱でも取っておれッ!!」

 一方的に通信は切れた。誰もが破天荒な総司令官の言葉に唖然とし、動くことを忘れてしまったかのように固まってしまっている。

「・・・・・・・」

 し〜んと静まり返った艦橋というのも妙なものである。だが、ただ一人それからいち早く立ち直った人物がいる。ロボスであった。

「あ、あの老人!!!よくもワシをコケにしおったな!!許せんぞ!!撃て!!撃って撃って撃ちまくれ!!あのおいぼれを宇宙の塵にしてしまえ!!!」

 ロボスはたちまち怒号して、戦闘開始を指令した。
 たちまちのうちに5万隻の艦隊から放たれた容赦のない主砲は総旗艦を貫き、いたるところに損害を生じせしめた。

「フン!!たかが1隻を沈めるのに5万隻がよってたかってかかるとは大人げないわ。まぁよいわ!!あの世で見ているぞッ!!貴様らの――」

 ビリデルリング元帥の言葉は閃光にかき消され、リュフトバッフェル大将やそのほかの艦橋要員もろとも光の中に消えていった。

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