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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
エクリプス計画
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奪われてしまうぞ。」

大臣はそう説明をした。

「(俺達もできないみたいだな・・・。)」

「おいシャンディー!お前なら・・・」

「ぐぅ〜・・・。」

「寝ちゃった・・・。」

「こんな状況の中で寝る奴があるか!!?」

シャンディーは眠っていた。人間の姿じゃ、疲れるからな・・・。

「騒ぎは起こさんでくれ。魔法の使えん魔導士などわが王国の敵ではないのだから」

倒れているナツさんや眠っているシャンディー、
そして魔法を使う事ができない俺達は
すぐに王国兵に囲まれてしまい、捕まってしまう。

「ちょっと!!!離してよ!!!」

「あなた達!!アルカディオス様の部下ではないのですか!!?」

「「ルーシィ(さん)!!!」」

「ユキノさん!!」

2人はすでに拘束されてしまっていた。

「ダートン!!!!」

「エクリプスは起動させん。」

アルカディオスさん、ユキノさん、ルーシィさんは
そのまま王国兵達にどこかへ連れていかれてしまい、
俺達は城の外へと追い出されてしまう。

「くそ・・・。」

「ルーシィ・・・。」

「・・・・・・。」

大臣がそこに居り、後ろ姿しか見えない。

「私とて本意ではない事を理解していただきたい。
 すべては国家の為・・・だが・・・
 1つだけ助言することもできよう。」

「?」

「陛下が妖精の尻尾(フェアリーテイル)をたいそう気に入っておられる。
 大魔闘演舞で優勝できたなら陛下に謁見する機会を与えよう。
 心優しき陛下ならば仲間の処分についても配慮してくれるやもしれん。」

大臣はそう言い、城の中へ入って行った。

「・・・・・・本当かどうかわからないけど・・・
 取りあえず、マスターに報告しましょう。」

俺の言葉に全員が頷く。





























帰り道・・・


「よう!」

「あれ?」

「ニスイさん?」

ニスイさんと会った。

「何故ここに?」

「ただの散歩だ。お前らはどうした?2人は寝ているみたいだが?」

「えー・・・まぁ・・・はい。」

あの事はさすがに言えなかった。
因みに、グレイさんはナツさんを、
ガジルさんはシャンディーを運んでいます。

「悪いが、とっとと帰りてえんだ。」

「こいつ等を降ろしてえ。」

「あーそうかい。少し話したっかがな・・・。」

「そう言えば・・・今日の大会で、貴方いました?」

「あ、あー・・・・・・」

「?」

どうしたんだ、一体・・・?

「朝、体調が悪くて・・・・・・。
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