第一部
死後の世界の冒険記
01 異世界へ行こう!
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ボゴーーーーン!
激しい爆発音とともに己の体が焼けるように熱く感じた。その直後に来た感覚は、自分の体がバラバラになり、この世から俺という存在が綺麗さっぱり消えてしまうような………。そして俺は思った。
「あ、死ぬんだ。」
今までやってきたことをどんどん頭が自動再生していくような、そんな感覚にみまわれた。
生まれた時は、母がすぐに病気で死んでしまったり、親父は俺を施設に預けたっきり帰ってこない。小学校の頃はとにかく勉強ばっかしてたなぁ。まじで退屈だったわw、まぁそのおかげで中学ではずっと成績はずっと1位だったんだけどね♪
高校に入ってからかぁ、こいつらと同じ部屋で生活し始めたのは。思えば結構早かったなぁ。
くだらない内容で喧嘩したり、でもすぐに仲直りして一緒にゲームしたり、お金が全然なくて超節約期間とかあったなぁ。あん時はまじできつかった……。高校2年生らへんかなぁ。俺らが四神って呼ばれ始めたの。。。
今までやってきたあのゲームができなくなると思うとすごく残念になってきた。
カズマ
「もう一度……あの世界に戻れねぇかなぁ。。。」
そう思った瞬間に、体がふわりと宙に浮いているようなかんじになった。
と、思った瞬間に何やら声が聞こえてきた。
???
「私は女神、¥£$*%#です。」
は?
と、皆さんも思ったことでしょう。ていうかきちんと日本語しゃべろやボケ!
???
「あなたの望み、叶えさせてください!」
その声がどこから聞こえてきたかはわからない。だが何というかとても優しく、聞いているだけで体をそっと抱きしめられるような、そんなかんじのとても綺麗で透き通っている声だった。
と、次の瞬間きゅうに前からとてつもないほど眩しい光が見えてきた。
???
「さぁ!いきましょう!」
カズマ
「行くってどこに!?」
???
「あなたの望む世界にです!……あ!もしかしてですけど行くのは嫌ですか?」
カズマ
「いや、行くとか行かないは後にしてまずどこn…」
???
「行きましょうよ!復活しちゃいましょうよ!」
なんなんだこの女は。。。自分のこと女神だとか言って……頭がイッちゃってるのか?なんでこんなに生き返ることをすすめてくるんだ?怪しい、、、とてつもなく。
だけど俺は考えた。
(俺の望む世界に、か……。それってもしかして。。。)
悩んでいると待ちきれなかったのかその声はこういった。
???
「いつまで悩んでいるんですか!?もう復活させちゃいますよ」プンプン!
カズマ
「え?ちょ、まっ!」
止めようとはしたが、すでに時遅し。激しい光とともに今度は体が温かくかんじた。
そしてすこしたつときゅうに視界が真っ黒になった。どうやら目をつむ
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