暁 〜小説投稿サイト〜
龍が如く‐未来想う者たち‐
冴島 大河
第三章 内部崩壊
第三話 内部抗争
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しか無い。
覚悟を決めた瞬間、静かになった空間にトーンの高い声が響いた。


「何をしているのです?」


男たちは、声の主に道を譲るように道を開けていった。
開いたその先、また男が立っている。
華奢な体に、整った顔立ち。


「湯川さん……」


その男の名を把握するのに、時間はかからなかった。
湯川もまた、冴島という存在の理解に時間は必要無かった。


「いろいろ、訊きたそうな顔をしていますね?」
「せやなぁ……訊きたい事ぎょうさんあるわ」
「そうですか。でも、ゆっくり話している暇はなさそうですね」


湯川が向いた方向から、警察が走ってくるのが見えた。
警察だけではない、見た事のある顔がチラホラ見える。


「谷村……それに、伊達……やったか?」
「一先ずこちらはお暇します。また機会があればその時は……」


湯川の不気味な含み笑いの後、幹部以外の男たちはその場を去っていった。
また、何も出来ないまま……。
駆け寄ってきた谷村たちを他所に、冴島はどこか上の空だった。
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