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守るべきもの
守るべきもの-14

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タイマーの点滅が早くなっていく




真姫『早く倒さないと…!!』




ダイナがふらつきながらも立ち上がる







ガイガレード「キシャァァァァァッ」ガパッ






ガイガレードが腹部を展開した



真姫『今ね!!』




ダイナ「シュアッ!!」ズビシュッ




ソルジェント光線はガイガレードの腹に飲み込まれた







ダイナ「……」

ガイガレード「ギシャァァァ………」ドガァァン!!







一瞬の沈黙の後、ガイガレードが爆散しダイナが勝利を納めた




ダイナ「ダァッ……」






ダイナが膝をつき、光の粒子となって姿を消した

















〜西木野総合病院前〜




看護師の一人が病院の前で倒れているにこと真姫に気付き、人手を呼び病室に運んだ










真姫「ん……ここは…病室?と言うことはなんとか間に合ったのね」





真姫はベットから降り、寝ているにこの横に立つ






真姫「……こんな目に合わせてごめんなさい………」






そう言い残し病室から出ようとドアに向かう






にこ「待ちなさいよ」

真姫「にこちゃん……起きてたの?」

にこ「今起きたところ」




にこが上体を起こそうとするが、真姫が駆け寄りそれを制す


真姫「まだ起き上がっちゃダ メよ!!」

にこ「大丈夫よ…これくらい」

真姫「でも寝てなきゃ」



真姫の説得で再び横になる



真姫「………」

にこ「……どうして黙ってたのよ」

真姫「え?」




ばつの悪い顔をしてる真姫ににこが問う




にこ「自分がダイナだってことを、どうして話してくれなかったの?」

真姫「それは……」




一瞬考えてから真姫が口を開く



真姫「皆に話したところで、何にもならないでしょ?」

にこ「違うわね」

真姫「…」

にこ「あんた、自分の正体が知られたら皆が離れていくとか考えたんじゃないの?」



にこの言葉に驚く真姫
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