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HEART IS GUN
第二章
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いっても五つあるぜ」
 俺は社長に返した。アメリカ軍といっても一つじゃないのは俺も知っていた。
 陸軍に空軍、海軍にだ。沿岸警備隊にあの海兵隊。とりあえず海兵隊のマッチョなのはよく聞いている。
「それの何処なんだよ」
「そうだな。海軍がいいな」
 社長はこう俺に答えてくれた。
「あそこだな」
「海軍かよ」
「あそこが一番武器が凄いからな」
「まあ色々持ってるよな」
 世界最強の海軍だ。その装備も相当なもんだ。
「じゃあそこにか」
「行って見て来いよ。俺が持ってるショットガンもマシンガンもな」
「おもちゃか」
「おもちゃにもならないな」
 そこまでだとだ。社長は笑って俺に話す。
「そこまで凄いからな」
「そこまで言うんだったらな」
 俺もだ。社長の言葉に乗った。そうしてだった。
 俺はその海軍の基地に行った。事前に電話を入れて許可を得てそうして基地の中に入る。海軍だから港だ。しかも滅茶苦茶でかい。
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