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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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シルフ周辺にて


ヒロシ:「、、、」


スッ(眼鏡)



ヒロシはカラオケ店を出ると、
眼鏡を取り出し、かけた。




ヒロシ:(確かシルフの正面に、
道路をはさんでコンビニがあったはず)




ヒロシはコンビニに向かった。









コンビニにて




ピポピポピポ〜



店員:「いらっしゃいませー!」





ヒロシ(ここで観察するとしたら、、、
せいぜい10分くらいか)



スッ(ヤングステップ)


ヒロシは立ち読みする人を(よそお)い、
シルフの正面を観察する事にした。





ヒロシ:(シルフの外観はハーフミラー、、、。
外からの観察は不可能、、。となると、
やっぱり進入して内部を探るしか、今の所
組織の実態を探る事は出来ない。
でも、どうする、、、外には複数の警備員。
シルフクラスの企業となると、恐らく
金属探知や爆発物を確認する機器を
所持しているに違いない、、、。
内部に小型監視カメラや盗聴器をつけるにも
難しい、、、か)




ヒロシはヤングステップを
読み、張り込みの先の手を考えていた。




ヒロシ(、、、ん?あの来客らしき人、
シルフに入りそうだな、、)




ヒロシはシルフの近くを歩いている
来客者らしき人を見つけると、
眼鏡のフレームについているボタンを押した。




ピピッ(眼鏡のズーム機能)






ヒロシ(なるほどっ、入って左に受付けの窓口か。
あそこで当日に訪れる来客者の名簿を
確認するって訳ね、、。)






シルフの正面から来客者が入る
一瞬の隙を見て、内部を観察するヒロシ。





ヒロシ(サトシ達がまだ研究室に来る前に
カツラさんが作って渡してくれたこの眼鏡、
探偵には嬉しい代物だなっ)






その後も数分、コンビニでの観察は続いた。



















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