暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
オカルト研究部との出会い
第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!
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グ!」


 いきなり話し出したと思ったら何を言ってるんだ!


「待て、アーシア誤解するな、俺はそんなふしだらな事は考えてない!」
『本当か?』
「イッセーさん……」
「えっと……正直ドキッとはした……うん」


 無理だ…潤んだ瞳で上目遣いで見つめてくるアーシアに酷い事は言えない…というか言える奴がいるなら会ってみたい。


「嬉しいです、イッセーさんが喜んでくれて」
「普通は異性に裸を見せるのは嫌なもんなんだけどな」
「そんな事はありません、私はイッセーさんなら見られてもいいですし……それくらいでしかお役に立てませんから……」
「えっ?」
「私は小猫ちゃんみたいに一緒に戦えませんし回復の力もイッセーさんのお役には立っていません、最近は小猫ちゃんもお料理の腕が上達しているのに私はダメダメで……」
「ああ、確かに小猫ちゃんは呑み込みが早いよな……包丁の扱い方も様になってきてる、でもアーシアだって負けてないさ。人によって上達の速さは違うし何より料理は速さも大事だが丁寧に作業をこなすのも大事な事だ、アーシアはそれが出来ている。だからそんなに自分を卑下にすんなよ」
「イッセーさん……はい!」


 アーシアはギュッと俺の左腕に抱き着いてきた。


「やっぱりイッセーさんは優しい人です、そんな貴方だから私は……よーし、決めました!」
「何をだ?」
「私、もっともっと回復の力やお料理を頑張ります、小猫ちゃんにも負けてはいられません。アーシア頑張ります!」
「おお、何だか分からないが頑張れ!」
「はい!」


 小猫ちゃんにも負けないようにか……そういや最近は姿を見ないな、部活が忙しいんだろうか……






side:小猫


 皆さんこんにちは、小猫です。今悪魔の仕事を終えて部室に帰る所なんですが何故かラブコメ臭を感じて絶賛イライラしています、隣で歩いている祐斗先輩も困ったような表情を浮かべています」


「小猫ちゃん、何だか不機嫌そうな顔だね」
「あ、ごめんなさい。何故か突然イライラしちゃって……」
「もしかしてリアス部長の事で何かあったのかい?」
「部長の事でイライラした訳じゃないんです、でも心配ではあります」


 私は悩んでいる事がある、リアス部長の事だ。ここ最近リアス部長は疲れ切った表情を浮かべており悪魔の仕事も調子が悪いようだ、何があったんじゃないかと思って聞いても大丈夫としか言わないし……どうしたんでしょうか?


「朱乃先輩なら何か知ってるんでしょうか?」
「そうだね、朱乃さんは部長の『女王』だから多分詳しい事も把握していると思う、でも僕達がでしゃばる訳にもいかないし…難しい所だよね」
「はい……」


 そんなことを考えてい
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