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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter58
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りな何かをし始め、そしてそれは直ぐにわかることになった。

音姫「そん…な…っ!」

優花「2体でも厄介だってのに…」

雄也「…まだ増えるかよ…」

次々と生成されるゴーレム…その総数…

エスミ「これが私の最大ゴーレム数…16体…さあ、私の前に膝まづきなさい!」

ゴーレムクイーンの前に16体というゴーレムが立ちふさがる。

エスミ「行きなさい!私の僕達!」

ゴーレムクイーンの高らかな号令と共に2体の近接方のゴーレムが動き出して尖った両腕で俺を切ろうと振るってくる。

エスミ「はあ、私の僕と共に舞いなさい!」

2体のゴーレムから繰り出される過激な攻勢に俺は防戦一方に追い込まれていた。

反撃するにもゴーレム一体を攻撃しても後ろに控えているゴーレムに邪魔されて一体も倒せていない…倒したとしても直ぐに修復されるのは目に見えているが

雄也「何か解決策が…」

アークで受け流しながら、これの攻略を模索する。

一旦距離を取り足を地面につけた瞬間、魔法陣が発動した。

エスミ「かかりましたわね」

雄也「しまった!罠か!?」

魔法陣から巨大な岩石の手が俺の体を掴み身動きが取れない状態に陥ってしまう。

雄也「う、動け…ない…!」

必死に解こうともがくがびくともせず、完全にゴーレムクイーンの術中にはまったことにゴーレムクイーンは笑みを浮かべていた。

エスミ「さて、そろそろ…終わりといきましょう」

ゴーレムクイーンはタクトを振るうと近接型のゴーレムが俺に向かって走り出していき止めを刺そうと尖った腕を突き立てながら迫ってくる。

雄也「やばい!」

命の危機にあせる俺、その間にもゴーレムは迫ってくる。

エスミ「さあ、終わりです!ユウヤ・ツキミヤ!!」

ゴーレムの射程圏内に入るとゴーレムは大きく踏み込んできて俺の胸にゴーレムの手が突き刺さる…はずだった。

エスミ「なっ!?これは!」

突き刺さるはずのゴーレムの手はほんの数十p前で止まり、ゴーレムの体は氷によって凍りつき、身動きが取れない状況に陥った。

雄也「ぎ、ぎりぎり…詠唱が間に合った…」

本当にひやひや、心臓の鼓動が早くなっており、ひとつ遅かったら串刺しにされていたであろう。

雄也「咄嗟に、ブリザドで動きを止めることを思い浮かばなかったら、命がなかった…」

本当にひと安心としているがエスミの笑みはまだ収まってはいなかった

エスミ「安心するのはまだでしてよ」

エスミがそういうと、凍りついているゴーレムの凍っていない腕の部分が伸び始めた。

雄也「伸縮できるだと!?」

止めたはずの攻撃が迫り…身動きが取れない俺はなすすべがないが、横から飛び出してき
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