暁 〜小説投稿サイト〜
SAO−銀ノ月−
第百十一話
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ラマンダー領軍だと錯覚させる――というのは、サラマンダーであるクラインにしか出来ない仕事だったからだ。

「ぃよし! アイツ等戦闘準備完了したぜ。多分、ルクスもそん中に準備されたろうな」

「そんな景品みたいな……」

 クラインがあえて敵に姿を見せたことで、敵は戦闘準備を完了させる代わりに、ルクスは今から攻める部隊の一員に配置されただろう。あえて囮部隊を壊滅させて、そこにいたルクスをリーダーとして錯覚させ、その間に森から本隊が闇討ちする――という敵の計画上。

「森の敵はどうよ?」

「うん、徐々に減ってる……ショウキくん、上手くやってるみたい」

 そして森の中にいる本隊は、ショウキがかき回して闇討ちするどころではなくしている。それらを指揮するグウェンは、リズが戦っているが――その戦いがどうなっているかまでは、リーファのサーチャーでは調べきることは出来ない。

「ショウキもリズも頑張ってる……ボクたちも行こう!」

「うん!」

「合点承知ってな」

「クラインさん、冷やかさないでください!」

 そしてユウキの号令によって、こちらのメンバーも思い思いの武器を持って飛翔していく。救出すべきルクスの場所も分かった、闇討ちされる心配もない――けれど、それらを代償に、草原にいる大部隊は戦闘準備を完了している。

「ルクスを――助けよう!」

 しかして、そんなことはユウキの頭に既になく。友達の力になるために、彼女たちもまた、戦いに臨んでいった。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ