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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第65話
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へと進めるようになった。

「これは……」

「……どうやらこの先が真の意味での拠点(ロッジ)みたいね。」

「ええ、先に進みましょう。」

それを見たガイウスは真剣な表情をし、サラ教官の言葉にリィンは頷き、仲間達と共に先に進んだ。すると遥か下まで続く巨大な穴がある広い場所に出た。



「こ、ここは……!?」

「凄い……」

「地の底に続く縦穴………なんて大きさなのでしょう。」

「……穴から凄まじい”風”が感じるな……」

巨大な大穴を見たマキアスやエリゼは驚き、ルイーズは信じられない表情をし、何かに気付いたガイウスは真剣な表情をし

「一番下まで一体どれだけあるのでしょう……?」

「目測でも深さ800アージュって所ね。やれやれ…………これは相当骨が折れそうね。」

「えー!それじゃあ、行きも帰りも徒歩って事〜!?エレベーターやエスカレーターとかないの〜!?」

「そんな都合のいいものが遺跡にある訳がないだろう、阿呆。」

「大体君はいざとなったらアガートラムに乗って、飛行できるだろうが……」

「ハハ、心配しなくても私達の転移魔術があるから、少なくても帰りはすぐに地上に到着できるよ。」

「……ま、ヨアヒムを倒しても人質やカイエン公達を探して、地上に連れて行く必要があるでしょうから、どの道このロッジをくまなく探索しなければならないけどね。」

不安そうな表情をしているセレーネの疑問に答えたサラ教官は溜息を吐き、不満げな表情をしているミリアムにユーシスとマキアスは呆れた表情で、パントは苦笑しながらそれぞれ指摘し、セリーヌは疲れた表情で呟いた。

「……………………」

一方リィンは目を伏せて黙り込み

「――――行こう。それぞれの”明日を掴む”為に!」

「おおっ!!」

やがて目を見開き、決意の表情で号令をかけ、リィンの号令に仲間達は力強く頷いた!その後に向かって階段を降り、時折襲い掛かって来る魔獣や魔物達を撃退していたリィン達は近代的な設備がある区画に入った。



「このあたりは近代的な設備が入っていますね………」

「……しかも周囲の施設を見る限り、恐らくここでかつて”儀式”を行い、大陸各地で攫われた多くの子供達を犠牲にしたのだろうな……」

周囲を見回したルイーズは静かな表情で呟き、現在いる区画が研究施設である事に気付いたパントは重々しい様子を纏って呟いた。

「下衆共が……!」

女神(エイドス)よ……」

パントの推測を聞いたユーシスは怒りの表情をし、エリスはその場で祈りを捧げた。

「……ッ……!」

「前から誰か来ます……!」

一方人の気配を感じたリィンは太刀を構え、エリゼは仲間達に警告をした。する
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