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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第62話
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会の保証も必要と思いギルド関係者をグランセルまで送らせる竜騎士達を用意した。バリアハートの転移門まではペテレーネの転移魔術で送ってやる。大使館にはエクリアを含めたグランセルまで向かう竜騎士達を用意させた。どれだけ遅く見積もっても今から1時間以内には王都(グランセル)に着くはずだ。それとアリシア女王にもエレボニア皇族達がアリシア女王達に今回の事態に関しての緊急の報告と説明をする為にメンフィルが用意した竜騎士達でグランセルに向かっていると伝えておいてやる。」

「あ、ありがとうございます……!」

「メンフィル帝国――いえ、リウイ陛下の寛大なお心遣いに心から感謝いたします……!」

「内戦の件でメンフィル帝国に多大な迷惑をかけたというのに、本当にありがとうございます……!」

「わざわざ第三者である俺の分まで用意して頂き、本当にありがとうございます……!」

早急にリベールの王都、グランセルまで行く手段を用意したリウイにセドリック皇太子を始めとしたエレボニア皇族達やトヴァルはそれぞれ明るい表情で頭を下げた。



「礼は不要だ。戦争を望まぬアリシア女王――――リベール王国と盟を結んでいる身としての義務を果たしたまでだ。」

「もう、お父様ったら…………」

「うふふ、パパったらレーヴェみたいに素直じゃないわね♪」

「レ、レンさん。」

「やれやれ。何故そこで俺まで出て来るのか、小一時間程問い詰めたいな。」

リウイの答えを聞いたプリネは苦笑し、からかいの表情で呟いたレンの言葉を聞いたツーヤは冷や汗をかき、レーヴェは呆れた表情で呟いた。



「先程リウイ陛下が殿下達の護衛の分の竜騎士も用意したと仰っていたが殿下達の護衛を務める人物はやはり子爵閣下だろうな。」

「というかこの中で殿下達の護衛を一人で受け持つ事ができる人は子爵閣下以外適任者はいないものね。」

ガイウスの推測にエリオットは苦笑しながら頷き

「二人の言う通り、護衛は子爵閣下に務めてもらおうと思っているのだが……お願いしてもいいだろうか?」

「私でよろしければ、殿下達の護衛の任、喜んであたらせて頂きます。」

「ふふっ、アルゼイドのおじさまが護衛なら安心ですわね♪」

オリヴァルト皇子の言葉にアルゼイド子爵は会釈をして答え、アルフィン皇女は微笑みながらアルゼイド子爵を見つめた。



「後はハーケン門方面への援軍とジュライ特区への救援か……殿下、”パンダグリュエル”を含めた多くの戦艦を保有するメンフィル帝国でしたら残りの二つについても解決できる上リウイ陛下でしたらメンフィル全軍の総指揮権をお持ちな為、当然戦艦への指示も可能です。いかがなさいますか?」

パントは静かな表情で考え込んだ後セドリック皇太子に視
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