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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第10話 アイドル研究部
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も払うとか....まぁそのなかにμ‘sが入ってるなら別だけどな....



「あーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

「っ!!!!」

近くで大声で騒がれ、耳がキーンと鳴る。



「ったくうっせぇな!!なんなんだよ」

振り向いたそこには.....誰もいなかった。

「あれ?誰もいない....」

キョロキョロ見渡しても騒いだ人は見当たらなかった。

「気の所為?」

「気の所為...なわけないでしょっ!!!」


グニィッ!!!


「あああっ!!いって〜〜っ!!何しやがる!」

誰かに足を踏まれた。まさかと思いつつ、視線を少し下に向ける。

そこには音乃木坂の制服に身を包み、黒髪ツインテールが特徴な1年生が腰に手を当てて突っ立っていた。
っていうか..どこかで....

「あーーーっ!!あんた!!この前ライブにいた!」

どうやら彼女は俺のことを知っているらしい?
ライブっていったらあれしかない。やはり間違いないようだ。


「えっと.....先日μ'sのライブに来ていた1年生?」







ブチッ







俺の物が切れたわけではない。だけど確かに『なにか』が切れた音がした。







「.....1年生..........ですって.......?」






急に1年生(?)の声のトーンが下がり、肩をわなわなわとさせて俯いている。
うん、間違いないようだ。俺は今の発言で地雷を踏んだらしい




「にこはっ!!!!!3年生よっ!!!!!」








顔面に拳がとんできたのは人生初めてだった








親父にもぶたれたことないのに.............















「で、見た目1年生もとい3年生の先輩は俺に何の用だったんですか」

一息ついて俺たちは近くの喫茶店で見た目は高校1年生の先輩の話を聞く。

「別にあんたに用はないわ。用があるのはあんたの持ってた『でんでんでん』よ。でもちゃんと買ったし、もういいけど...」

彼女はさっき俺が見ていた『でんでんでん』っていうやつを袋から取り出し見せびらかす。

「ふ〜ん....まぁ別にいらないから。あ、すいませ〜ん、コーヒー1つお願いします。先輩は何頼みます?ここ、俺の奢りなんで気にしないで頼んでください」

「え?じゃあ....ホットミルクで」








少しして、コーヒーとホットミルクが来たのでちびちび啜る。

「ねぇあんた.......アイドル部の部員?」

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