暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜菫の軌跡〜(零篇)
第14話
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


背後から追撃を叩き込まれたバルバトスは振り向くと同時に反撃を銀に叩き込もうとしたが銀は人間離れした動きでバルバトスから距離を取り

「男に後退の二文字はねえ!絶望のシリングフォール!!」

「……………」

更にバルバトスが発動した昌術によって発生した頭上からの落石も次々と回避した。

「ほーらよ!!」

「ぬ……?グアッ!?目が……!」

その時ランディがスタングレネードをバルバトスの足元に投擲し、炸裂したスタングレネードはバルバトスの目を眩ませてバルバトスを怯ませ

「行きますよ………ファイアー!!」

「ブラッディブレイズ!!」

「隙あり!シュート!!」

それを好機と判断したノエルや武器を双銃に変えたレン、エリィは怒涛の集中銃撃でバルバトスにダメージを与えた。

「えいっ!やあっ!」

「せいっ!!」

「おらあっ!!」

その隙にバルバトスに近づいたロイドと銀、ランディはバルバトスを包囲してそれぞれの攻撃を叩き込んだ。



「どりぃやっ!」

「ぐっ!?」

「っ!?」

その時バルバトスはクラフト―――イビルチャージでロイドと銀をふっ飛ばして包囲網を抜け

「引き裂いてやろうか!殺・魔神剣!!」

「!グアッ!?マジかよ………!?」

ランディには巨大な衝撃波を放ち、襲い掛かる衝撃波をスタンハルバードで防御しようとしたランディだったがバルバトスが放った衝撃波の威力はあまりにも凄まじく、防御態勢が崩されると共にふっ飛ばされて地面に叩き付けられ、戦闘不能になった!

「うふふ、感謝してね?」

一方銀と戦術リンクを結んでいたレンはダメージを受けた銀にリンクアビリティ――――『クイックティア』を発動して銀の傷を回復し

「エニグマ駆動――――ダークマター!!」

「グオオオオオ………ッ!?」

仲間達の猛攻の間にオーブメントの駆動を終わらせたティオがバルバトスに動きを封じ込めると共にダメージを与えるアーツを放ったバルバトスの動きを封じ込めた。



「みんな、頑張って!!」

その隙にエリィが回復弾を放つクラフト―――ホーリーバレットをロイドに放ってロイドの傷を回復し

「ランディ先輩、頑張って下さい!」

「サンクス!」

ノエルはランディに近づいて戦闘不能を回復する薬―――アセラスの薬を使ってランディの戦闘不能を回復した。

「しまった………!ノエルお姉さん、バルバトスの動きに注意して!」

一方バルバトスの前でアイテムを使う事は基本厳禁である事を知っていたレンはノエルがアイテムを使った事に気づくと真剣な表情でノエルに警告した。



「え―――――」

そしてレンの注意にノエル
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ