暁 〜小説投稿サイト〜
『Talk rot』
『M』

[2]次話


解ってて
足掻くのは
愚かな証なのか

我が身惜しくない

哀れで愚かだと
思われるだろう...
それでも懲りない

足掻けば沈む
それも解ってる
それでも...

儚く美しき貴女

思い出を壊す
心を壊す
そうすれば...

何事も中途半端は
大嫌いな筈
でも今は何事も
中途半端な
気がしてならない

とことん
のめり込んで
真っ直ぐ
貫いてきた筈

中途半端が
こんなに続くのは
不本意だから

愚かなままの
自分じゃ
前向けないから

思い出も
此の心も
大事に胸の奥
しまい込む

儚き貴女を
永久に想う...



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