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色々とあって
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第二章

                       2.心の傷
 心の傷は辛いもの

 それは決して表には出はしないけれど  それでも辛いもの

 そのことを他人に  例えそれが軽い気持ちで言われても

 とても痛くなる  心がその度に千切れてしまう
 
 心が千切れることを恐れて  いつも身構えていて

 それでも言われて  それでいつも傷ついていく

 心の傷は辛い  心の傷は痛い

 その悲しさも苦しさも他の人にはわからないもの

 自分だけが苦しんで  そうして辛い気持ちを味わっていく

 いつもそのことだけを考えるようになって  思い出したくないのに

 いつも思い出して  それでいつも苦しくなって痛くなって

 そうして苦しむものが心の傷  けれど

 それもまた時間が経って傷を癒してくれる人が出てくれたら

 それだけで変わっていくもの

 誰にもずっと言えないような深い心の傷も  それで癒される

 その時は絶対に来るから  絶望することはないから

 だからその時まで耐えて  そして時間を待てばいいんだ

 どれだけ痛い心の傷も何時か癒されるから

 その時を待って  未来を信じていくんだ


                2011・4・17

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