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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシ宅にて


ヒカリ:「全くサトシったら(プンプン)」


トントントンッ(野菜)





サトシ:「あいつ、なに怒ってんだよ、、、」



カツラ:「ふんふんふーん♪」

カタカタカタッ(パソコン)




ヒカリは不機嫌のまま夕飯の支度をし、
サトシ達は居間で座っていた。



サトシ:「メガヤンマ、大丈夫かなっ」


ヒロシ:「え?」



サトシ:「今日は大丈夫だったけど、
もしかしたらシンジがまた仕掛けてくるかも
知れないし、少し心配だな。」




コンコンッ、、パカッ(卵)
ヒカリ(あっ、二個入りだわっ)



ヒロシ:「今日のバトルでメガヤンマは相手の
手の内を知った事だし、あいつ(シンジ)だって
メガヤンマの強さを知ったんだから、
当分は関わらないと思う。」


サトシ:「だといいけど、、、」



ヒロシ:「、、あいつ(シンジ)が
気になるのか?」




サトシ:「、、あぁ」




ヒロシ:「、、シンオウ地方の
ライバルだっけ?」


サトシ:「、、あいつとは何度もぶつかった。
、、強さを求めるばかりに、ポケモンに
厳しい特訓をさせて、弱いと思ったらすぐ
ポケモンを逃がす、、、。
あいつのトレーナーとしてのスタイルを
俺は許せなかった。」



ヒロシ:「色んなトレーナーがいるからな。
俺やお前みたいにポケモンを”友達”だと思って
互いの信頼関係の中で強さを生み出す
トレーナーがいれば、あいつのように
特訓の厳しさの中でポケモンの潜在能力を
引き出そとするトレーナーもいる。」


サトシ:「でも、どんな理由があったって、
ポケモンを傷つけちゃいけないんだっ。
今日のメガヤンマの時みたいにあんな闘い方は、
絶対に、、、。」




ヒロシ:「、、確かに、そうだなっ」








ジュ〜
ジュジュ〜(フライパン)

ヒカリ(サトシ、、、)




カツラ:「、、、」カタカタカタッ



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