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天と地と
始まり
序章
南の孤島にて

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イティスの遥か東の海上にある孤島、この世界で唯一天人、地人が共に生活を送る場所がある。
その名はマレフィス独立国。
ここは5つの大陸にも天界にも属しない国。
天地380年
ある一人の生徒がマレフィス唯一の学校
国立マレフィス学院の門を叩いた。
彼の名はアレック・フサルト 
イティス東部の出身の地人と天人のハーフである。
時を同じくして、天人と地人の抗争が始まったのだが、
アレックをはじめとするマレフィスの人々はまだその事実を知らない。 
まだアレックがこのあとこの抗争の中心になるとは思ってもいないだろう。

場所は移りセティス大陸主要都市マルゼンベルク。
ここに天人達の宣戦布告を受けて対策本部がおかれた。
代表 フレイ・マルゼンベルク マルゼンベルクの長である。
天地381年本格的な戦闘がマルゼンベルクから北に200キロにあるアイド鉱山にて行われた。
地人軍は戦車、一般兵合わせて3000
SUは一般兵1500
この戦闘地人達は勝利を信じていた。
しかし、結果は大敗、アイド鉱山を奪われSUに初の鉄資源が供給されることになった。
敗戦の理由は何か、報告書には【空飛ぶ機械】による攻撃とある。
空飛ぶ機械、地人達はこの言葉に恐怖し、「飛翔鬼」と呼んだ。
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