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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第178話
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仕置き”をする必要がありますね。」

膨大な威圧を纏って微笑むエイドスの様子を見たその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「フフ、ちなみにその”仲間”とやらは貴女みたいなユニークな渾名があったのかい?」

「おい、ワジ!?」

「ええ、ありましたよ。”シスコン”のミトス、”天然神子”のマーテル、”苦労人”のユアン、”鈍感剣士”のロイド、”ドジ神子”のコレット、”プレセアバカ”のジーニアス、”×××料理人”のリフィル、”親バカ”のクラトス、”アホ神子”のゼロス、”ボインちゃん”のしいな、”にくきゅうまにあ”のプレセア、”ロリコン”のリーガル……フフ、今挙げた12人が私や夫、ツァイトたちを除いた私の”仲間”達が互いに呼び合っていた渾名ですよ。」

「ブッ!?ちょっ、頼みますからそんなさり気なくオレ達にとっては洒落にならん事を次々と口にしないでくださいよ!?」

「エイドスさんの”仲間”って事はどう考えても普通なら”聖典”に載って当然の人物達じゃない……」

「ううっ、まともな渾名を知る前にそんな変わった渾名を知る事になるなんて……」

「ハッハッハッハッ!……ん?”12人”だと?まさかとは思うが”聖痕(スティグマ)”も関係しているのか?」

「ああ、そう言えばケビンの話では”聖痕(スティグマ)”は貴女が12人の仲間達に授けたって話だったね。」

エイドスの説明にケビンは吹き出して表情を引き攣らせて指摘し、ルフィナとリースは疲れた表情で頭を抱え、豪快に笑ったセルナート総長はある事に気付き、ワジは目を丸くしてエイドスを見つめた。



「ええ。先程挙げた12人が初代の”聖痕”の使い手達ですよ。」

「フフ、という事は僕達はさっき貴女の口から出て来た12人の内の誰かの”聖痕”を受け継いでるって訳だ?」

「フッ、先程の話を知った他の”守護騎士”達の反応が今から楽しみだな。」

「おいおい、勘弁してや……まともな渾名が一人もおらんかったやん……」

エイドスの説明を聞いたワジとセルナート総長は口元に笑みを浮かべ、ケビンは疲れた表情をし、その様子をリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせながら見守っていた。
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