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やはり俺が俳優なのはまちがっている?
プロローグ
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 巨大ロボットの肩に乗っている二人の少女が対する巨大ロボットの肩に乗っている男と対峙している。

 「なんで!どうして!」

 悲しげな表情を浮かべた少女『アミ』が問いかけると、男は一瞬ハッとした表情を見せ、すぐに邪悪な笑みを浮かべる。

 「俺が忠誠を誓うのはハルシュタイン閣下ただ一人。閣下がいたからこそ、この俺がいる。覚悟しろ!キサラギ!」

 そう言うと男『アハト』は自身のロボットに乗り込むと、いまだ棒立ちのキサラギへこぶしを放つ。

 『……くっ』

 胸部へダメージを受け、苦悶の声を上げるキサラギ。
 アミは隣で歯を食いしばって振り落とされまいとする『マミ』の方へ顔を向けると大きな声で呼びかけた。

 「マミ!やるしかないよ!地球の平和の為に!」
 「うん!アミ!」

 二人の意思の高まりとともにキサラギのパワーもどんどんと上昇していく。

 「「行くよ!」」
 「行くぞ!」

 三人の叫びと共に激しい攻撃が飛び交う。
 そして、アハトのロボットがひるんだ隙にキサラギのこぶしが胴体を貫く。

 「ぐっ!み、見事…。申し訳ありません、閣下」

 大爆発を起こすアハトのロボット。

 「絶対に!」
 「私たちは!」
 「負けない!」

 勝利のポーズと共に空を見上げるアミとマミ。
 その表情はどこか曇っていた。



 「そう、彼≠ェ負けたのね」
 「ええ」

 中央の玉座に座る少女『ハルシュタイン』は玉座の後ろに立つ男装の麗人『マコト』の言葉を反芻する。

 「彼が負けたとなると、そろそろ私も本腰を上げなくてはならないわね」
 「お供致します」

 二人の声は聞こえなくなった。



 そうして、始まるキサラギ達の激しい戦い!

 「嘘!アズサイズの鎌が…あぁ!」

 「穴掘って、埋めて差し上げます!」

 「あなた達に……この、地球の運命は、託した、の……」

 「お前たち!もういい…どくんだーーッ!!」

 そして、現れる最強の敵『ハルシュタイン』

 「怖れ、ひれ伏し、崇め奉りなさい!」

 ピンチに陥るキサラギ。
 だが、諦めなかった。

 「行くよ、マミ」
 「行こう、アミ」

 「「オーバーマスターしかない!」」

 現れるキサラギ最強の姿。
 地球の命運はどうなる!


 『劇場版 無尽合体キサラギ 〜宇宙の果てまでイッテきM@S〜』

 今年度夏公開





 −生っすか!?サンデー収録スタジオ―

 司会席に三人の少女が座っている。
 向かって左側から『如月千早』『天海春香』『星井美希』である。
 口火を切ったのは真ん中の春香である。

 「はい
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