暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
136
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
事の次はガキの思い出話か」


サトシ:「なんだと!!」



シンジ:「貴様と馴れ合い話をする気はない。
二度と俺の前に顔を見せるな」


ザッザッ


サトシ:「おい、、おい待てよシンジ!!」








ヒロシ:「待て!」



ザッ、、、

シンジ:「、、、」



サトシ:「ヒロシ?」


ヒロシは再び立ち去ろうとする
シンジを呼び止めた。



ヒロシ:「お前、この時代に
なんでポケモンを捕まえる必要があるんだ?
確かにこのメガヤンマは強い。
今が15年前であれば、トレーナーなら誰もが
求めるポケモンだと思う。、、、けど、
ポケモンが消えて、ポケモンバトルが
無くなった今、何故このメガヤンマを
捕まえようとするんだ?」


コジロウ:「ジャリンコ、、、」


シンジ:「、、、ふん。
貴様らに言う必要はない」


ザッ



ヒロシ:「ポケモン消滅事件と”社会”」



シンジ:「!!」


シンジはヒロシの言葉に反応した。



ヒロシ:「あの日(15年前)、
タマゴを除く全てのポケモンは突如
謎の光に包まれて消滅した。
けど、当時のポケモン機関は
何も調査する動きを見せず、調査どころか
事件の内容は当時を除いて次第に報道もされず、
文献にも記されていない。」


シンジ:「、、、」



ヒロシ:「もしかしてお前、
ポケモン消滅事件はただの偶然ではなく
何かが関与していると
思っているんじゃないか?
そして、恐らく何かと闘う為に
強いポケモンの捕獲を、、、」



シンジ:「、、、」




ヒロシ:「さっきのバトルを見て、
お前が強いトレーナーだと分かった。
トリックルームを使った策略だって、
本当は最初から練ってあったんだろ。
メガヤンマの情報を事前に調べた上で、、」



サトシ:「えっ?」


コジロウ:「なんだって?」


ヒロシ:「最初はメガヤンマに
”かそく”を発動させるついでに
小手調べでエアームドを繰り出し、
事前に集めた情報と実際の能力を
比較し分析した上でスリーパーの
トリックルームを発動させる。
”トリックルーム”はスリーパーのレベルが
ただ上がるだけで覚える技ではないし、
恐らく特訓で身につけさせたんだろ?
このメガヤンマとまともに闘うために。」


シンジ:「、、、」



ヒロシ:「教えてくれないか?
お前ほどの腕をもつトレーナーが
あんな卑怯な手を使うなんて、
何かの理由無しでは考えられないんだ。
きっと何かあるんだろ?
あのメガヤンマを絶対に
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ